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「現在地」です。


2021年12月に、「介護生活」(介護”する”ほうです)に入って以来、(私が自覚している範囲で)「自分が変わった!」と思えることを書いていきます、ね。

「本人」とは、私の叔母です。独身。70代。
認知機能の低下が現れ、後見制度を準備しています。


ひとつめは、
「デジタル思考」への疑問、です。

入院中の本人に代わって(委任、という形で)それまで使っていた携帯電話を止めたいと思いました。入院中は使用禁止だし、退院となってもこれまでどおり「5G使い放題!」とかは、少し制限する必要があったからです。

通常、つまり本人が申し出るのと異なり、同居でもない3親等の私が「代理」をするにあたり、まず必要なのは、手続きをするにあたっての「必要書類」を確認すること。さらに本人の家の電話の契約もいったん止めるか、解約をしたいと思っていました。

で、契約している大手通信社のホームページをさがすも...求めている情報の記載は見つからない。特殊なケースだかた仕方ないね。じゃあ、電話で問い合わせを...
問い合わせ電話番号が...みつからない。みつからないのでショップに連絡しようと思う。が、「音声ガイダンス」の猛烈な跳ね返しに心が折れそうに...
「ホームページからできるので、そちらをご利用ください」「解約はホームページからできます」「ホームページで~~」

いやあ、大変です。まいっちゃいます。ホームページで見つからなかったから電話しているのですが...考えてみれば、日本中の契約者(検討している人も含めて、だからもっといますね)から、個別の電話を受けていたらタマランわ、というのも、わかる。わかるけど...


何かよい仕組みを作れないものかねえ...この年齢(50代)にしては、デジタルを”使える”方かと自認していますが、
「IDを入力」「二段階認証を」「チャットもあります」
と、なかなか手ごわい。
だから電話しているんですけど...


事情はもちろんあると思うし、リソースの問題も大きいと思うのですが、「全部デジタル」を前提にしちゃうのは、はたしてどうなのかなあ、と感じました。

むしろ、役所関係は(デジタル化が遅れている、との批判は多いようですが)、電話での対応、証明書の取得も郵送で対応、など、デジタル=マイナンバーがなくても、目的は達せられました。どちらがいいのか...は、使う側(困っている側)が決められたらいいのに。

※結果、オンラインで「来店予約」して、”リアル”で解約しました。接してくれたショップのスタッフさんは、とっても心地よい対応でした。対面して「温度感」共有しながら進めていく大切さを、改めて痛感しました...けど、向こう側(携帯会社の人たち)は、この「大切さ」を感じてはいないんだ、と思ったら、切なくなった。


「ひとつめ」が長くなっちゃったので、あとは簡単に。

「断酒」してます。
自分の体調もそうですし、万が一「駆けつける」ことがあると車の運転に支障がでるし、ということで、あれほど愛していたビールをきっぱりと。2022年は、「ゼロ」を維持。

※結果、「かなり」体重減に。カラダの中、ビールだらけだった、ということか。


最後、
「法律」を勉強しています。
役所関係や、保険関連、行政全般的に「知っておいた方がよいこと」が目の前に(山のように)降ってきているので、毎回専門家に相談、というよりも、自分の中に(一定レベルの)知識があったほうが、よいと思いまして。

今から「先生」レベルにはなれないけれど、適切な判断をする、よりよい方法を選択する、騙されない、ためには理論武装。
ということで、「民法」を繰り返し繰り返し...



他にも、これまで会う機会がなかった人たち(ソーシャルワーカーとかケアマネジャーとか)や、自分とは無縁と思っていた「施設」(いわゆる”老人ホーム”ですね)、などなど、書き残しておきたいことがあります。
今後も、折を見ながら。

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