「ん?」と感じたこと。
日常生活の中に、「違和感」を覚えることが少なからずあります。
理由はよくわからないけど、何かが違う...と、ささいなことがアタマの中を埋めちゃうような...
最近、私自身が感じたケースを、書き出してみます。
※私は心理学を知っているわけでも、スピリチュアルなタイプでもありません。フツウに行動している中で感じた「ん?」、ということです。
詳しくはホームページ?
通勤にJRを使っています。首都圏のそこそこ混んでいる路線。最近は「換気」の重要性が言われていて、電車の窓も少し開いていますよね。
社内で、この「窓開け・換気」に関するアナウンスがありました。
「...対策のため、窓開けを実施しています。窓を開けることで換気が促進されます。雨などが入ってこないときは窓開けのご協力をお願いします。」
ここまではいい。この意味も大切さも理解です。雨が降ってきたら気をつけよう。
アナウンスは続きます、この後、
「詳しくはホームページをご確認ください。」
ん?これ以上の「詳しく」って何?電車に乗っているときだけわかっていればいいんでないかい?
違和感。
この「詳しくはホームページで」って、乱用されている節があります。限りある紙面や流れてしまうテレビCMならまだしも、
「ホームページにちゃんと書いてあるんだから、文句言わないでよっ」
って使い方は、???な感じがします。
以前からある保険の約款などの「書いてあるんだからさー。読まない方がいけないんじゃない?」って文脈を感じてしまうことも。
電車の例でいうと、「今この時(まさに乗車時)」に必要なことを伝えてくれているわけで、できれば「詳し」いことはその場で言い切ってほしい、と思いました。
来店したのに、高い手数料?
紺色の銀行さん。直近でこの銀行口座に振り込みをするケースが何件か発生しました。同じ銀行から振り込んだ方が手数料安くなるんじゃ?という気持ちで店舗に赴いたのですが、ATMで同銀行の支店に振り込む手数料が「それなり」にします。窓口で手続きするよりは安いけど...調べたら「オンライン」を使えばゼロになったりするらしい。けれど、その銀行の自分名義の口座を持っていない身としては...
で、さらに調べると、例えば「7」銀行のような「オンライン専門」のところからの振り込み手数料は、とても安い。つまり、一旦「7」銀行に入金をして、オンラインで振込することにしました。
なんで?
確かに世の中「オンライン」が叫ばれ、且つ、銀行に人(お客様)が集まることを避ける、という意味合いもあるんだろうけど、「紺色から紺色」の方が高い、ってどうもわからない。
一般人と「先生」の溝?
実家の登記のことで、司法書士先生にお願いしたいことが生じました。この領域にいる先生、知り合いがいないので、ある方を通じて紹介していただきました。こんな時期なので最初は「電話」で詳細をご相談。その「初回電話」でのこと。
紹介された先生なので、、はじめまして、なんですが、いきなりヒトコトメから私の住所を聞かれました。後から考えれば、「詳細を書面で郵送するため」とわかったのですが、さすがに(紹介を受けたとはいえ)「初対面」で何も話さないうちから住所はちょっと...
好意的に考えれば、先生の方は、「紹介を受けたから、それは発注と同じ。電話でいろいろ話すよりも、確認書類を送っちゃった方が早いし、確実」という意図だったのでしょう。
が、「司法書士」なる方と話すのが初めての「素人」からすると、「え?ええ?」という感じでした。相談内容をお伝えし、所要期間や費用感、用意すべき書類などをお聞きしてから、と「素人」は考えていたんですが...
きっとお忙しい先生だったのでしょう。これをもって、ダメな先生、とは考えませんが、それなりの「信用」に対してオカネを払う側としては、
違和感。そして、せっかくご紹介いただいたのですが、他の先生にしました。
違和感を”活かす”流れを作る
これらの「体験」は、違和感、というよりも、ズレ、と言えるかもしれません。相手がよかろうが悪かろうが、「ん?ちょっと違うかも?」と感じたら、ちょっと時間を置いたり、違う手を考えたりすることも、あり、ではないでしょうか。
日常における「違和感」は、広く解釈すれば、
虫の知らせ、とか、気づき
とも言えますよね。明確な理由はなくとも「感覚」で、これから起こるマイナスのことを避けたり、それをきっかけに新しい行動、切り口を見つけるヒントにもなり得ます。
「ん?」は、大事にしたい感覚です。
じゃあ、どのように「大事に」するか、ということ、ですが、私なりに考えてみました。
ひとつめ
違和感を何らかの「カタチ」にすること。書き出してもいいし、誰かに話してみる、でもいいんですが、ずーっとそのままにしておくと、いつか「ん?」が「モヤモヤ」になっちゃうこともありそう。
ふたつめ
寝かせること。前の「ひとつめ」と矛盾するように見えますが、「違和感」の中には、勘違いや思い込み、も含まれちゃうことがあります。だから本当に「違和感」なのか、しばらく放置しておいて、時間をおいても「ん?」ならば、動き出す、の方が安全かもしれません。
みっつめ
違和感を感じたら、「どうすれば『違和感』はなくなるか」を考えてみると、前向きです。これができれば、違和感が「気づき」になり、新しい行動が生まれるかもしれません。まずは「考えてみること」かと思います。
※年齢を重ねるごとに、「ん?」が増えてきた気もしています...もっと「おおらかに」生きたいなあ
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