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いつまでも大切にしたい言葉。色褪せないコトバ。

気が付けば、社会人になって30年を超えてました...ここまでの道のりを振り返ると、もちろん、紆余曲折(右往左往か...)ありました。そんな時に、支えになったのは、いくつかの大事な言葉。
有名な「格言」ではないかもしれませんが、私にとっては、タカラモノであり続けています。

Today is the 1st day of the rest of your life

今日は人生で最初の日。だから過去のことを悔やむよりも、よりよい人生になるために今日を”始めよう”という意味が込められています。
これは、新卒で入社した旅行会社の入社式で、当時の専務から新卒に向けていただいたメッセージです。30年以上たっても、その場面をはっきりと覚えています。

うまくいくときもあれば、悔しい思いをするときもある。こうしてればよかったなあ、あれをやっておけばよかったのに、と後悔することもあります。でも、それだけでは前に進めない。後悔することになってしまった行動を見直し、今日からの毎日に活かすために。特に人生の時間が少なくなってくるとさらに身に染みる言葉になってきました。

残り「少ない」人生でも、今日が「1日目」であることには変わりない。だから躊躇せずに取り組もう、と奮い立たせてくれる、そんなことを教えてくれます。


まわり道にしか咲かない花がある

今調べると、ハイキューで語られた名言、って出てきますが、私の記憶では、斎藤広達さんが書かれた本の中にありました。特に若い時期、未熟な時期には、結果的に「無駄」と言われてしまうような時間を過ごしてしまうことがあります。本来達成すべきゴールに対して、遠回りしてしまうこともあります。今思えば、これは「あたりまえ」のことで、まわり道の経験があるからこそ、「近道」を見つけられる、見つけようとする気持ちになれる。

「ムダ」なんてないんだ、「からまわり」してもいいんだ。「次はこうやれば同じ轍は踏まなくてすむ」ということがわかった、というのは、プラスです。

まわり道で見つけた花は、まわり道をした人にしか触れられない、ステキなお花なんです。


練習の時は一番”下手”だと思って取り組む、試合の時は一番”上手い”と信じて臨む

小学生くらいの頃(なので40年以上前)に読んだ記憶があります。確か野球関連の本だったかと(はっきりとは覚えていません)。試合で最高のパフォーマンスをするための練習を一所懸命にやろう、うまくできると自信がもてるまでやろう。そして、いざ試合になったら、これまで積み上げたことを自信をもって表そう。

最近は少しだけ、人前でお話させていただく機会をいただくことがあります。「本番」で伝えるべきことにヌケモレが生じないように、準備をしっかりしよう、そんな時に思い出す言葉です。

ひいては、準備の精度を上げるためにどうすればいいのか、という発想につながり、「考える」ことが習慣になります。



それぞれの人が、それぞれの「大切な言葉」を持っていると思います。あくまでも、私の場合、ということで披露させていただきました。
今の、これからの自分の役割は、こんなステキな言葉を「伝えていく」ことだと思ってます。「名言」は言えないけど...誰かの中に「残る」言葉を見つけて、伝えていきたい。

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