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撮影記

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気分で撮影の感想を記します。
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#京都

ノープランで秋の京都を歩いた日【写真40枚】

旅では毎度のことがっつりと周る場所と時間を決めていたが、どうも紅葉のタイミングだとか混雑状況とか考えるのが面倒になってきてしまった。 見頃の紅葉もいいけれど、秋の京都の空気を味わいたいというふわっとした気持ちで今年も秋の京都に行ってきました。 以前から気になっていたのが京都御所付近。道も開けているし、有名どころに比べ観光客も少ないことから秋に行ってみたいと以前から思っていた場所です。 あくまで気になっていたのは京都御所ではなく、その周り。丸太町駅から東に向かって歩いていき

貴船と鞍馬と紅葉【写真40枚】

観光的にも写真的にも満足しているのだが、なぜか引き寄せられる秋の京都。 毎年足繁く通っている京都ということで、もういいんじゃないかとは思いながらも行っておきました。これが最後となるかもしれません。 こんなモチベーションで行くということはほぼノープランです。紅葉が見頃だとか、天気がどうだとか特にリサーチせずに気になる場所を練り歩いてきました。本日はそんな秋の京都旅から鞍馬・貴船エリアで撮ったきた写真を放出していこうと思います。 紅葉スポットへと向かう電車の車窓から紅葉を先取

秋の京都をヘリコプターから撮影してみた

はい、念願だった秋の京都を飛んできました。 もう最高です。この大イベントを終えたことで僕の2021年が終わったと言っても過言ではない。最高なフライト経験をできただけでなく、出来上がってくる写真も納得のいくものばかりですから非常に満足しています。 TwitterやInstagramでもちょこちょこと写真を載せてきましたが、この記事では空撮してきた感想を交えながら写真を大量公開していこうと思います。 秋の京都を上空から撮るのは念願の夢ということもあり、ぶっつけ本番で撮影する

常寂光寺を覆い尽くす紅葉

常寂光寺に訪れたことはありますか? 常寂光寺は京都嵯峨野の小倉山の中腹に位置しており、春には深緑まぶしい青もみじ、秋には鮮やかな紅葉。に京都の美しさを凝縮していると言っても過言ではない場所です。 ちなみに常寂光寺の名前の由来は常に楓によって光が寂しい風情を見せることから付けられたのだとか。 常寂光寺の特徴として通常の寺院にあるような塀がありません。そんなこともあってまるで山に溶け込んでいるような寺院でもあります。 この大きな仁王門には運慶の作と伝えられている仁王像が収

宝筐院で極彩色の紅葉を嗜んだ話

ここは京都嵐山の宝筐院 人力車の車夫さんにおすすめの紅葉スポットを聞くと、この場所を教えてくれるとか。平安時代に白河天皇の勅願によって建設された宝筐院は同じ嵐山の天龍寺や渡月橋ほどの知名度はありませんが、紅葉の色づきが深く非常に見ごたえのあるお寺。 軽く下調査した段階でも彩り鮮やかな紅葉に目を奪われてしまった私は気づいたときには受付時間の30分前に並んでしまっていました。 結果的には並んで大正解。そこには実に美しい紅葉が待っていました。 他にも並んでいるお客さんが多く

「絶景かな、絶景かな」美しさを物語る秋の南禅寺

大泥棒石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」は南禅寺の三門の上から満開の桜を愛でる際に放たれた言葉 桜の名所としても知られる南禅寺ですが、本番はやはり鮮やかな紅葉を味わうことができる秋でしょう。どちらかというともう冬に突入してしまいましたが、僕の秋の京都撮影記はやっと後半戦。 今回は秋の京都に行ったら皆さん必ず訪れてしまうであろう南禅寺の撮影を振り返っていこうと思います。まだ秋に未練タラタラという方!鮮やかな紅葉と趣のある京景色を堪能していってください。 南禅寺といったらま

お東さんこと東本願寺の黄葉

京都駅からほど近い場所にあり、地元の人からは「お東さん」と呼ばれ親しまれている東本願寺。 歴史的には西本願寺のほうが先ですが、東本願寺の存在感と壮大さも素晴らしいものがあります。そんな東本願寺では秋になるとイチョウが彩りを添えてくれます。 今回は様々な視点から秋の東本願寺を堪能していただくために多くの写真を撮ってきたので、大放出します。どうぞご査収ください。 京都駅から近いこともあり京都タワーもばっちり見えます。空や雲の具合によっては全く目立たなくなってしまうこともあり

秋はもみじの永観堂とは言うけれど

古今和歌集でもみじの永観堂と詠まれるほど昔から親しまれている永観堂・禅林寺の紅葉 京都の1位、2位を争うほどの有名な紅葉スポットですが、3、4年前に行ったのを最後にしばらく訪れていなかったことを思い出しました。それだけ有名なスポットなので世界中から同時期にこの場所に訪れるわけです。そんな中、紅葉狩りという名の撮影なんかできたもんじゃないと思い始めてしばらくの間遠ざかってしまいました。 とはいえ、せっかく絶頂期の紅葉のタイミングで京都に来れたので抑えておきたくなるもの。比較

秋の清水寺で見たもの

またこの季節にこの場所に来ることができて安心している。 というのも僕は毎年秋の京都に通っている。元々は見ごろの紅葉を京都で見てみたい!という気持ちから始まり、何年か行き続けているうちに今では紅葉関係なしに秋の京都の忙しなさや空気感を嗜むために通うようになってしまった。 それでもやはり京都に行くと、何も考えず足を運んでしまうのが清水寺。作り作られて嫌悪感を抱いてしまう近年の京都の中でも長い歴史を感じとることができ、混雑のタイミングを避けると嫌なことも忘れられる独特な空気があ