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市場への浸透速度

市場への浸透速度。皆さんは、何を想像されたでしょうか?
製品・サービスがお客様に認知されるまでの「時間」を連想される方がほとんどだと思います。それはそれとして、今回は全く違う角度から「浸透速度」について語ります。★さて、浸透速度さん♪

海外と一口に言っても世界は広いので~。
今回は、米国(特に北米市場)と日本の市場を比較してみます。事業の呼吸法で、書いている内容とも関連しておりすので、ご一読くださいませ。

さて、「日本に暮らす皆様」へ質問。

将来起業したいな~。と考えている、20代~40代の日本人男女200名を対象に、「あなたは2~3年以内に起業しますか?」と質問し、3年後に、個人事業主にせよ法人にせよ、『 実際に起業した人 』を調査しました。さて、起業した人は200名中、何人だったっでしょうか?※週末起業は除く

そう、日本ではたったの2人、つまり1%だけ。同じ調査に対して、北米での確率は20%、そう200名中40人が起業したのです。

何故なのか?日本人は、そんなにも、「気弱」なのか?ここに、本日のタイトルである、市場への浸透速度が大きく関わってくるのです。


私自身、海外展開を経験していますので、実感として感じるのです。
海外=これ欲しい!と感じたらすぐ!ストレートに購入してくれます。

翻って、日本市場はどうでしょうか?
心の中で欲しい!と思ったとしても・・・「有名で無いから」・「みんなが知らないから」・「聞いたことの無いサービスだから」そして、極めつけは・・・立派な肩書の人が行なうサービスではないから。です。

そう、日本での「市場浸透速度」と、海外での「市場浸透速度」は、明らかに異なるのです。じゃあ、海外展開すればいいじゃん!とお考えのアナタ。そう簡単には展開させてもらえませんよ(笑)

浸透速度が速い=チャンスが目の前=競争激化。なのですから。

分かり易くまとめますね。
・日本市場=浸透速度が遅いので、立ち上げからの数年間(3~4年)の市場拡大がなかなか進まない。そして・・・その期間に資金が尽きてしまう可能性が「大」

・北米市場=浸透速度が速い。が、価格競争、その他の競争が日本に比べ激化する。類似サービスの場合、立ち上げ時に、数億、数十億ドルの資金を調達しないと市場より弾かれてしまう。

です。

◆事業主であられる、皆様のお役に立てることを願って。NOBUYA

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