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令和時代にルフィは海賊王を目指すのか。

ふと漫画のストーリーはその時代を反映しているのではないか、という考えが生まれました。

昭和は、精神論で打ち勝つ話。

親世代の王道漫画は、気合や根性で強い相手に打ち勝つストーリーが主流だったと思います。「はじめの一歩」や「スラムダンク」「キャプテン」などのスポ根のイメージが強いです。

敗戦からの高度経済成長を経験した世代に教育されたわけです。それが昭和の精神論を生み出しているのでしょう。今となっては悪しき慣習と呼ばれていますが、この時代はそれが主流だったのです。個人的には、古いだけで悪いモノではなかったのかなと思います。

平成は、逆境の中諦めず突き進んで仲間を増やす話。

ぼくら世代の王道は、やはり「ONE PIECE」や「NARUTO」です。主人公が自身の逆境に打ち勝って、仲間を作っていくストーリーが主流でした。

いまの時代を作っているのは、まさにこのストーリーではないかと思います。周りからは笑われたり無理だといわれる逆境のなか、その志に共感した仲間が集まってきて挑戦する。若い世代の起業なんかはまさに平成ストーリーといえるでしょう。

令和は、倒すべき敵は本当にいるのかと疑う話。

平成後期といってもいいですが、令和的な王道はやはり「鬼滅の刃」や「約束のネバーランド」といえるでしょう。主人公には既に仲間がいて、周りが敵を倒そうとしている中、いや、本当に敵なのか?仲良くできないのか?という葛藤に苦しむストーリーです。

人種やセクシャリティー、あらゆる個性への差別や誹謗中傷が問題として取り上げられるようになりました。自分と違う人は、本当に違うのか。これが、令和バージョンの価値観です。きっとこれからは、主人公の肌の色が黒かったり、同性のパートナーがでてきたり、そんな漫画が生まれて来るのかもしれません。


次の時代を背負う漫画は、いったいどんな漫画なんでしょうね。


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レシピ書いてみた。

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