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毎日投稿200日を超えて。

毎日投稿を始めて200日を超えていたので、今日は少し振り返ってみようと思う。今となっては毎回の投稿が新鮮かと聞かれれば、決してそうではない。地道な一歩だ。

ここまでやってみてわかったことは、積み重ねることの大きさだ。努力が大切、毎日の積み重ねと口では簡単に言える。ぼくもそう言っていたが、自分の体感体験として出る言葉と、頭で理解しているだけの言葉では深みが違う。何でもやってみて自分の言葉にしなければ、これからの時代は誰にも何も伝わらないと思う。

これだけ言葉や情報が溢れているのだから、革新的で全く新しいことを言える人なんてほんの少しの人たちだけだ。ぼくの言葉は、どこかで聞いたことあるような言葉でしかない。しかし、毎日文章を書くことに価値がないとは思わない。誰かが言った言葉を、自分の言葉にすることに価値があるからだ。だから続けている。

耳で聞いたフワッとした音声としての言葉。または、目で見た記号としての言葉。こいつらを目と耳から直接のどに伝えて言葉を発しても、それはただの空気の振動だ。

目や耳で取り込んだ言葉を、しっかり飲み込んで腹の底の方まで押し込める。だんだんとその言葉を分解して、吸収して、血肉にしていく。そうして初めて、本当に自分が発した言葉になるのだ。

毎日書く作業は、咀嚼しているのと同じだ。言葉をよく噛んで吸収しやすいようにしている。200日書いたということは、200単語の言葉について考えたということだ。僕たちが使う言葉は200なんて数ではない。もっとたくさんあるのだから、書く手を止めるわけにはいかない。

まだまだ誰かの借り物の言葉を使ってしまうことがある。それでは僕がその言葉を発する意味がない。誰のものでもない、自分自身の人生を活きるために。言葉だけは自分のものにしておきたい。だから、明日も書くのだろう。

そうやって続けた200日だ。


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*改めて考えるってとても大切だなと。


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