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動画編集をしてみて

なんでも実際にやってみないと気が済まない。やってみて初めて分かることがほとんどだと知っているからだ。昨日は半日かけて、上司の結婚お祝い動画を編集していた。アルバイトの子たちが、歴代のアルバイトの動画を集めてお祝いしたいと言ってくれたのだ。人望を集めるとはこういう事かと、ファミレスでひとり、しみじみと感じていた。

動画編集をしていて特に感じるのが、時間のかかりようだ。10分の動画を作るのに、どれだけの時間が費やされているのか身をもって体感した。映像コンテンツを制作している人の、苦労の一端に触れたような気持ちでいる。慣れていないということもあるだろうが、構成、撮影、編集どれをとっても時間がかかる。

今回はお祝いメッセージなので、撮影はそれぞれお願いした。編集もそれらの動画を繋げるだけなので、そこまで難しい事はない。いちばん時間がかかったのが、動画全体の構成だ。動画全体の統一感を出すためのコンセプトを決める。そして、誰のメッセージをどういう順番で繋げるか。BGMとのタイミング。考え出すと項目が多すぎて、何から始めればいいのか分からなくなる。実際にやってみないとわからないものばかりだ。

その中でも特に意識したのが、この動画を観ている人がどんな気持ちになるのか、またはどんな気持ちの変化の流れなのかということだ。懐かしいのか、面白いのか、感動するのか、突っ込みたくなるのか、黙って聞きたくなるのか。この流れが気持ちよくないと違和感になってしまって動画に浸れない。これが本当に難しい。完全に相手の気持ちにならなければ、そんなこと出来ないからだ。

これは、動画編集だけに必要なものでは無い。人間関係においてとても重要な、相手の目線になるという力だ。普段は、これだけ一人の人間の目線になりきっていないなと、振り返ることができた。

やってみなければ、わからなかった。


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*やるから言える。みたいなスタンスをとっています。


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