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元気してる?

しばらく連絡をとっていなかった友人に「久しぶり、元気してる?」とLINEを送った。友人からは「他人に元気か聞くときは、自分が元気ないときなんですよ。元気ですか?」と聞き返された。電源を落とした黒いスマホ画面に反射した自分の顔を見てハッとなった。

友人の言う通り、ここ最近自分の体調(精神的な部分も含め)に違和感を感じていた。挨拶のつもりで「元気してる?」と聞いたのだが、実は自分へのメッセージだったのかもしれない。

そう考えると、他人に対する興味関心とは、そっくりそのまま自分への興味関心ということになる。他人の気になるところは、自分自身が気になっているところなのだ。

これは、誰しも身に覚えのある話だと思う。髪を切ったときや新しい服を買ったときは、他人の髪や服が気になる。「髪切ったね。」という一言は、「私も髪を切ったんだ。」と伝えたいということもあるのだろう。

逆に、自分に対して何も興味がなければ、他人への興味も持てないということだ。ぼくはよく背が高いと言われる。確かに183センチのスーパーモデル体系、とは言えない、どちらかというとガッチリアスリート体系をしている。自身の身長に対して、特に無頓着でコンプレックスを持つことがなかった。だから、高いとか低いとか、他人の身長に対して何かを感じたことがない。

大小あるが人それぞれにコンプレックスがあり、自分が気にしているところは他人も気になる。気にしていないところは、他人に対しても気にならない。そういうものなのだ。

これは、良好な人間関係を築くうえで注意しなければならない点だ。自分にとってはなんともなくても、相手にとっては踏み入ってはならない地雷の可能性があるのだ。土足で踏み入れるというが、境界線のない玄関のどこで靴を脱ぐのかは気をつけるべきだろう。

相手と自分の興味関心について、深く知ることが必要だろう。


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*たまのLINEはいいよね。

*久しぶりの友達とたくさん話したいことある。




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