詩日記

延藤直也

2022年10月31日 22:13

淡々

淡々とした日々の中に、自分だけの、自分なりの、自分のための、たのしみをつくりましょう。

延藤直也

2022年10月31日 22:10

今日の午後は、2件続けて外回りの予定。1件目の訪問先に移動するため丸の内線で銀座まで。遅刻したくてもできない人間なので、いつも通り15前に着いた。先方のオフィス入口前で、脇元でバイブレーションの振動を感じる。急遽リスケしてほしいとのこと、嬉しさのあまりリスケの理由は覚えてはいない。話を聞くフリをして、どこで時間を潰そうか考えてたりする。せっかく銀座なのでブラブラしようと何歩か歩き出したら、太ももで

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延藤直也

2022年10月30日 07:44

はやすぎる世界

ゆっくり歩く

ゆっくり見る

ゆっくり待つ

ゆっくり話す

ゆっくり聞く

ゆっくり食べる

ゆっくり飲む

ゆっくり読む

ゆっくり書く

ゆっくり寝る

ゆっくり起きる

なにもかもはやすぎるから

ゆっくりいこう

延藤直也

2022年10月29日 21:30

いろんなひと

いろんなひとがいる

いろんなことをいう

いろんなことがある

いろんなことをおもう

いろんなひとがいる

延藤直也

2022年10月28日 22:02

探し、選び、歩く

自分で道を探して、選んで、歩くしかないってことはわかってるんだけど

いつかどこかでだれかが行き先を教えくれるはずってことも思ってたりする

いつかどこかでだれかが車に乗せて連れていってくれるってことも期待してたりする

いつかどこかでだれかがもう歩かなくていいよって休ませてくれるってことも想像したりする

自分で探して選んで歩いた方がたのしいってことも知っているのに

延藤直也

2022年10月27日 21:14

ぼくだけがいる世界

ぼくだけがいる、ぼくしかいない、ぼくひとりだけの世界へいきたい
誰もいなくていい、何もなくていい、たったぼくだけがいる世界へいきたい

ぼくひとりだけの世界へいったら、ぼくはぼくでなくなるかもしれない
ぼくだけがいる世界は、ぼくすらもいなくなるかもしれない
あなたがいるから、ぼくはこの世界にいられるのかもしれない

延藤直也

2022年10月26日 16:54

意味なんてない

意味なんてない

目で見た景色と

耳で聞いた響きと

手で触った温度と

足で踏んだ一歩と

心で感じた言葉にならないもの

意味なんてない

ないのに意味を求めて求められて

ないのに意味を貸して借りて

ないに意味を売って買って

ないのに意味を作って壊して

ないのに意味を問うて問われて

意味なんていらないのにまた意味を欲してる

延藤直也

2022年10月25日 19:49

休日

行列ができるラーメン屋でラーメンを食す

テレビで取り上げられる温泉地で温泉に浸かる

高級ブランドの紙袋を両手にウィンドウショッピングする

SNS映えするおしゃれカフェでパフェを頬張る

パーソナルジムで鏡に映る自分に満足しながら汗を流す

居酒屋で初めて会う男女とワイワイガヤガヤ騒ぐ

あの人たちを頭のどこかで思い浮かべて

ぼくはふとんに包まってぼーっと天井を見ている

延藤直也

2022年10月24日 21:42

ふしあわせのうえにあるしあわせ

わたしのたのしみは、あなたのくるしみのうえに

わたしのよろこびは、あなたのかなしみのうえに

わたしのしあわせは、あなたのふしあわせのうえに

あなたがふしあわせだから、わたしはしあわせです

あなたがふしあわせなおかげで、わたしはしあわせです

あなたはふしあわせがわで、わたしはしあわせがわです

ふしあわせのうえに、しあわせがあって、世界はなりたっている

あなたがしあわせだから、わたしもし

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