ラーメンを食べて企画力を磨く方法!その3〜つけ麺を最後まで美味しく
つけ麺を最後まで美味しく食べきれるようにするには?
昨日の記事の続きです。
つけ麺には「一口目が一番美味しくて、徐々に美味しさが落ちる」という欠点がある。
それに対し、問題解決法でアプローチすると、新しい企画が生まれる!
と、お伝えしました。
では、実際にどんな企画が可能なのか?
具体的なアイディアに落とし込むなら、置き換え法が使いやすいでしょうね。
まずは、つけ麺を要素分解。
つけ麺=麺 × つけ汁 × 具 × 薬味
困りごと=ぬるくなる × 味が薄くなる × 味に変化が乏しい
と、言うことは…
「味に変化をつけ、味が薄くなるのを防ぐ」
これで、問題は解決!
ストレートにいくと…
・具か薬味をあとから投入し、変化をつける
こんなアイディアはすぐに思い浮かびます。
例えば、梅干しとか、味噌の玉みたいな、塩気の強い薬味を加える!
そんな発想。
あり。アイディア候補にしておこう。
他の食べ物からアイディアを拝借すると…
そばのように、つけ汁を徳利に入れて提供し、
食べる人がつけ汁を入れる器に適宜注ぐ。
こんなスタイルも可能かも。
ただ、洗い物が増えるから却下!
ここまでは、「つけ汁」と「具」、「トッピング」に注目してきました。
味と温度に関わることなので、当然かもしれません。
人が注目しない点に注目!
そこで…あえて、人が注目しないポイントに目を向けると、
奇抜なアイディアが生まれることが多い。
この場合、「麺」ですね。
麺は、ザルなり丼によそってあり、小麦の味だけする。
(たまに、海苔が載っていたり、カボスを振りかけたりはするけど…)
それと、茹でてある。
これが常識。
では、常識をひっくり返せば、企画の目線が見つかりそう!
小麦の味がするが常識なら…
非常識は、「小麦の味がしない」です。
と、言うことは…
・何かが練りこんである
こういう目線はあり!
唐辛子の粉を練りこむ
煮干し、鰹節、ゴマの粉末を練りこんで旨味がある
味が薄くなるのは防ぎやすくなりそうですね!
あるいは…
・何かが和えてある
例えば、麺をよそう丼の底に、「混ぜダレ」が入っている。
序盤は、麺をつけ汁につけて食べ、
後半になると、「混ぜダレ」を絡めた麺をつけ汁につけて食べる。
すると、味が薄くなるのを防げ、味の変化も楽しめます!
これは検討の余地があるアイディアですね。
ポイントは、漠然と新しいアイディアを考えるのではなく、
要素分解してパーツ毎に検討する目線を持つこと。
ヒントは細部に隠されている。
これが企画力アップのコツです☆
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