見出し画像

スピリチュアルじゃない「運命の変え方」

「どうやったら運命を変えられるのですか」とまではいかないけれど、そう聞かれたら、スピリチュアル大好きなわたしですがスピらずに「小さな習慣を変える癖をつけることだよ」ってお伝えしています。(タイトルの回収)

わたしはありがたいことに今はいろんな人の前で話す機会がよくあるのですが、「人前で話すのが苦手でした」って言うと驚かれるのですね。

クラスに1人か2人いるような、隅っこでノートにイラストを書きながら過ごしていたわたしは、自分が注目されるようなことは苦手でした。

インターネット業界で仕事をしだしたのは人が苦手だったからだし(パソコンを相手にしていればいいと思っていた)、エンジニアをやりだしたのも人が苦手だったから(プログラムコードと対話すればいいと思っていた)、会社をやりだしたのは社会人として当然のことができない不適合者だったからです。

そんなわたしが会社をはじめ、5年くらいたったときに、ついに人前で話さなければならないところまできていました。これまではエンジニアリングだけをしていたけれど、営業をする役割がまわってきたんです。

さすがに人と話すくらいはできるようになっていたけれど(酒が入れば)、たとえば結婚式で挨拶したときなんて、カンペ持ってなお声が震えていたことを未だにいじられたりするくらいには、注目されるようなことが苦手で、誰かになにかをプレゼンテーションするような話し方なんてできません。

そこで何をしたかというと、わたしの住んでいるエリアで「おすすめの本を紹介しあう」というコミュニティ活動「ぶんどく(大分の分=ぶん+読書のどく)」があり、それに活動に参加することで、人前でしゃべることを克服しました。

ちなみにBUNDOKU(ブンドク)が何をするかというと、20人程度が4〜5人のグループにわかれ、自己紹介を1分と持ってきたおすすめの本のおすすめポイント紹介5分、その本への質疑応答を5分、するのです。

これにより1分で覚えてもらえる自己紹介を考えること、他己紹介するために相手をよく知るようになること、また5分その本のプレゼンテーションをすること、プレゼンテーションに対する質疑応答に回答できるというスキルがみにつくわけです。とってもおすすめ!

こうして人の前で話すための前準備ができ、その1年は「どんな人前で話すことも断らない」と決め、あるいは「ちょっとプレゼンの練習してるから聞いてもらえないだろうか」と周りに声をかけ、練習に練習を重ねて、話せるようになっていきました。

たとえば朝5分早く起きるとか、ペットボトルの飲料購入をやめてタンブラーにコーヒー入れて飲むようにするとか、コンビニに行かないとか(無駄遣いをへらす)、ランチでは回転率✕客単価で売上を計算する癖をつけるとか、話す言葉(悪意のある言葉、悪口を言わない)とか、なんかそんな感じで「できない」を「できる」に変えていくことがとても大事だと思っています。

わたしみたいに大きな変化をいきなりしようとすることができない人は、小さな変化を日々取り入れ続けることで「変容する癖」をつけ、習慣にすることが大事なのではないでしょうか。そうすることで変わる筋肉が鍛えられ、「人生は壮大な慣れの積み重ね、連続」であるから、運命も変えられると思っているわけです。

スピリチュアルもいいけど、こんな考えもいいよね。


ペットとおでかけできるカフェやレストランを紹介する「ペットリボン レストラン」というウェブサービスをやっています。サポートいただいたお金はすべてそちらへ!動物スキな人も、そうでない人も暮らしやすい社会へ、ご協力感謝いたしますUo・ェ・oU