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小さな会社の挑戦 現在の取り組み

リアルイベントの開催の自粛によるLIVE配信へのシフトが加速し、イベント業界に大きな影響を及ぼしており、さらにイベント会社では、進んでいなかった在宅勤務やリモートワークが弊社でも余儀なく働き方が変化している現在。弊社や私個人の現在の挑戦や取り組みをまとめてみました。
イベント業界・MICE業界に関わらず、中小企業を中心に、少しでも参考になることがあれば幸いです。

■リアルのイベントからLIVE配信への対応
2月中旬以降から、無観客でのイベントやカンファレンスやセミナーへの開催に切り替わり、現在は、ほぼLIVE配信に切り替わっています。
(一部、ストレージでの配信も)
弊社では今回のコロナ禍が起こる前、昨年2019年の夏くらいに
今後のイベントやカンファレンスでLIVE配信やバーチャルリアルティーが
ハイブリット的に活用されることを予想しており早い段階からカメラやスイッチャーなど配信機材などを購入し、簡易的なシステムとはいえ自社だけで配信ができるように整えてきておりました。
この機材や知識が現在役に立っており、LIVE配信のお手伝いや相談が毎日発生しています。ただあくまで弊社は「リアル」でのコミュニケーションにこだわっていくつもりなので全面的にLIVE配信に切り替わることを目指すのではなく、それぞれのメリットを活かし相乗効果を生み出す「リアル」と「配信」のハイブリット化を模索していきます。
この話題は、まだまだ思うことやさらに多くの取り組みが沢山あるので、またの機会に書き綴りたいと思います。

■リモートワーク・在宅勤務への対応
イベント業界は、この働き方改革には、なかなか取り組みにくい業界だと
私自身も思っていました。ただリアルな現場がほとんど無いこともあり、
会場の見学や実施開催することがなければ、在宅ワークも可能だということを前向きに考える機会となりました。
3月末から徐々にシフトし、4月に入ってから現在は、ほぼ全面的にリモートでの仕事に切り替わっています。ちょうど、GSuiteの導入を進めていたこともあり、これも我々の背中を押すことにもなりました。
リモートで対応が日々の業務で十分に可能となった場合、近い将来、オフィスの面性を削減することもでき、固定費の削減にもいい効果があるかもしれません。

■在宅勤務中に何をしているか?
イベントの仕事が大きく減っている現在、休業手当での対応もしつつですが在宅勤務中の業務のない空いた時間で社員それぞれが何をしているかが、復活した後に大きく変化すると考えています。
いくつかの取り組みをしているなかのひとつは「自分で考える力をつけ自分で発言する力を磨く」ことです。ひとり15分の講師となりそれを毎日2名ずつの発表の場をZOOMを使って実施しています。あまりテーマは難しくせずに、自分の得意な分野を社内でナレッジ共有することとしておりプレゼンテーションの資料を作る練習や伝える技術を磨く効果があります。

■情報の発信
以前から情報を集めるには自らが発信することと思っていたので
すでに自社でのセミナーは定期的に開催しておりましたが
これをON LINE化し、毎週facebook内で配信しています。
LIVE配信(BIZセミナー)はこちら。

■変化に対応するだけでなく変化させる
LIVE配信はじめテレビ会議ツールやVRは、こうしたときにイノベーションが起こりやすくなります。今この時を、じっと待ってやり過ごすのではなく変化に柔軟に対応し、それ以上に変化に関わることを目指しています。
コロナ禍によりイベント業界のゲームチェンジが起きると考えています。
つまり変化のスピードは、さらに加速し、プレーヤーが変わり、さらにルールさえも変わる可能性があるということです。
小さい会社だからこそ、小回りが利き、判断を速めて変化を起こしやすいとも言えます。

小さな会社の挑戦が、今まさに必要な時代だと信じています。

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