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点のイベントから面のイベントへ

「貸館ビジネスの終焉そして進化へ」
株式会社ホットスケープが考えるイベント施設の未来と価値の提供
 
「貸館ビジネスは終焉を迎えている」。これはイベント施設のコンサルをしている弊社が2013年に、すでに問題提起をしています。
コロナがイベント業界にもたらした影響は、開催の制限やオンライン化だけでなく、リアルのイベントに関しては、オンラインでは目的達成できないリアルならでは開催価値が求められるようになりました。
コロナ前のイベント会場は、会場の大きさや価格・機材の充実など「スペック重視」で選択されていたが、コロナにより、感染対策やオンライン配信のための通信回線の充実などが、選択肢のひとつになりました。
そして現在のイベント施設に求められるコトは、どう変化したのでしょうか?
これからの施設が選ばれる施設になるためには、リアルイベントの価値を理解し主催者とともにイベントを創りあげることにも共創していくことや、会場だけでなくエリアとしてのブランディングを強化することがさらに求められると予測しています。もちろんサスティナブルへの取り組みや体験価値のプログラム提供なども併せて進化させることも必要です。
 
イベントの開催は、まちづくりと一緒
大手デベロッパーのイベントスペースやカンファレンスホールの設置計画がコロナ禍においても相次いでいます。コロナによりリモートワークが進んだことにより、「まち」に人が集まる価値がより一層見直され、その価値の提供として、イベントやMICEの活用は「まちづくり」をすることにさらに大きな課題となってきました。言い換えれば、人が集まる価値をイベントというツールを通じて提供することがデベロッパー側の責務になってきたとも言えます。
 
弊社から大手デベロッパーへのアドバイスとして下記のような提言をしています。

・箱を提供するだけでなく、自らが主催をして、業界内に提言する機会をつくること
・主催者を待ち受けて受け身で受託するだけでなく、ブランディングに繋げる攻めの体制を強化すること
・まちづくりのコンセプトや方向性を明確にし、それに沿ったイベントをさらに具現化していくこと
 

イベント業界への提言としてのイベント開催へ


その具体的な実施として過去には以下のようなイベントを森ビル株式会社と取り組んできました。
 
SHOWCASE2.0~リアルイベントの価値を再考する~
2022年1月20日 虎ノ門ヒルズフォーラム


KEEP IT REAL:β
来場者と出展者が共に未来の価値を作り上げる「共創型展示会」の開催
2022年1月18日〜1月20日の3日間 虎ノ門ヒルズフォーラム

 開催レポートはこちら


 

イベント業界への提言としての今後の展開予定


また「今後の予定」として、下記のような施設内覧会で、イベントの価値を提言しています。
 
森ビル株式会社
ROPPONGI SHOWCASE
六本木と繋がり、ビジネス広がるワンデーイベント
[六本木アカデミーヒルズ内覧会]
2022年12月20日(火)11:00 – 18:00
六本木アカデミーヒルズ (六本木ヒルズ 森タワー49F)

 
三菱地所株式会社
丸の内エリア イベントスペース 合同内覧会 #01
2023年1月23日(月)10:00~18:00


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