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真摯さ。

リーダーシップが発揮される
のは、真摯さ(Integrity)に
よってである。範となるのも、
真摯さによってである。

真摯さは、取って付けるわけ
にはいかない。
・・・真摯さはごまかせない。

(ピーター・ドラッカー
『マネジメント』より)」

ーーー

真摯さは、仕事に対して
「誠実で、高潔で、
 信念をもってブレない姿勢」
のことと私は認識しています。

誠実さは、
「約束を守る」
「嘘をつかない」
と、考えています。

私には、どうしても、
“許せない”相手がいます。

しかし、んな奴
相手にしていては・・・と、
心を静めようと思うものの

自分自身のことになると
心のモヤモヤ・不愉快な気分は
なかなか拭い去れません。
腹が立ち、憤り、そして・・・

だって人間なんだもの。

メンターである先輩は、
私とは次元の違う数々の不誠実な
言動を受けたにも関わらず、
その辛い出来事や感情を語り、
“笑顔”で教えてくださいました。
そして、

「私も同じような経験があるよ
でも、そんなヤツにパワーを使うの
もったいない。だからやめときな」

「仰ることは分かりますが
どうやって“許せない”気持ちを?」

「そうだね。私も同じ気持ちだった。
確かに。でも私は“忘れない”だよ」

「・・・・・・」
 
“許せない” ではなく “忘れない”。
無理に心から消さなくてもいい。
反面教師にして、そういう人材、
そういうリーダーには
ならないようにすればいい。
ということでしょうか。

ハッキリしていることは
そんなヤツに無駄な労力を
使うなってことですよね。
つまり、

敵に仕返しをしようとしない。
   &
不当な非難は、
しばしば賛辞の裏返しである。
  
(デール・カーネギー
『道は開ける』の原則より)

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