見出し画像

「転職後」に中高年を待つ苦労とは

今回は転職後にほぼ遭遇するであろう「転職後」に中高年を待つ苦労に関する記事を紹介します。

結論を言うと入社後3カ月経っても「仕事内容や責任範囲が明確に理解できていない」人が多いということです。こういう状況になると雇用側、そして転職した当人も相互で不平不満を持ち、よくある早期での中高年の辞表提出まっしぐらです。

僕の元居た会社でもそうでした。日本の会社のマネージャは当たり前でできないといけないこと、組織設計と業務設計、各人への役割を決めることが全然できません。すべてがなんとなくです。

僕の経験でも、リーマンショックで残念ながら技術派遣の契約を終了しようとして誰がどんな業務に従事してどんな評価かをマネージャーに聞くとマネージャーは堂々と「わからない」と言ったとか

「あなたは海外担当」と言うだけでまともな指示が全く無いなか、こちらが暗中模索で業務していると、ある時「お前はやることやってない」とわけのわからないことを言うマネージャなど、いくらでも事例が出てきます。

今は再就職して6カ月経ちますが、実はこの状況になりました。妙案はないのですが、なんとか乗り切りました。

僕はマーケティングが得意であり、そのための業務はOKですが、当初は僕がやる業務じゃないでしょうという業務もやらされました。面接の時マーケティングができる人でとったあの話はどうなった状態です。

最初の頃なので不満げには言わなかったのですが、マネージャに言うと「なんでもできるほうがいいでしょう」という回答でした。それはマネージャにとって楽です。なんでもできればなにも業務設計しなくていいし、分担も考えなくていい。

結局どうしたかというと3カ月くらいでその業務はブッチしてしまいました。僕の組織での評価と言うのは多分その最初の3カ月はマイナスで、そのあと3カ月の得意分野のマーケティングで盛り返して今はプラスだと思います。

妙案はないと言いましたが、乗り切るガッツと、かなりの得意技がないと押し流されるか早期の辞表提出です。そうならないように頑張りましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?