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定年再雇用を蹴って 50代で再就職を選んだ私の採用決定までの奮戦記(その4)大企業の男性サラリーマンが考えるべきお金の話、あまあまな実態

今回は脱線してお金の話をします。特に体系的なことを話すのではなく、自分が「大企業の人、男性社員はあまいな」と思ったこと+アルファでトピック的な内容です。

まずは住宅ローンの話です。僕は住宅ローンをソニー銀行に変えました。当然借り換えをすると手数料がかかります。多分僕は手数料400万円?くらいだったような気がします。

ですので、この手数料も含めて借り換えた後返済金が減ればいいので、一概に借り換えがいいとは言いとはいえません。しかし、僕がこの借り換えの話を会社の同世代に話しても誰も一向に動こうとしません。多分考えるがめんどくさいのでしょうね。

しかし定年後の再雇用や再就職の年間所得っていくらくらいでしょう。せいぜい300万円ー400万円です。ローンを借り換えれば、1年ー2年分の年収なんか簡単にでてくるのです。

再雇用や再就職すれば仕事なんかつまらないに決まっています。実際いろんなところで不平不満の話はでてきます。65歳まで年金がないなか、ローンを借り換えることを単にお金と考えるのではなく、労苦から1年でも早く解放されるための原資と考える人が増えたらと思ってます。

次が確定拠出年金(401K)です。多分このネタが「あんまり考えてない実態を表す」けっさくネタだと思います。確定拠出年金は大企業なら10年位前から導入されていると思います。元々は1部運用ですが、全面運用に移りつつあると思います。

その全面運用に向けての改めての説明会が(すでに数年前ですが)行われました。説明会では僕の同期、当時の総務部長が話しました。説明会は大したことなかったでのすが、説明会の後少し彼と雑談した時のことです。

そこで「土屋さん聞いてくださいよ。401Kなんですけど、実は社員の9割が”定期預金運用”なんですよ」と彼が言ってきたのです。これにはびっくりしました。

これほどまでに何か考えるのがめんどくさいという連中ばかりとはおもっていませんでした。ぼくはそれなりに運用しているので、元本の1.8倍くらいになっています。

これも住宅ローンと同じですが、労苦を1年でも早く終わらせるため、投資を真剣に考える人が増えてほしいです。特に指摘したいのが男性社員の意識の低さです。

会社としては意識改革みたいなことをしたいようなので、その後も投資セミナのようなことを金融庁の人を呼んで実施しました。しかしそのセミナに40名程度参加しましたが、参加者は一般職の女性社員ばかりで、男性社員は僕含め3名だけでした。

結論的には同じこと書きますが65歳まで年金が出ないなか、労苦から1年でも早く解放されるための原資を考える人、特に男性社員が増えたらと思ってます。


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