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野球漫画といえば

夏の甲子園が始まりましたね。

なので、本日はちょっと高校野球漫画について話をしたいと思います。

野球漫画といえば何を思い出しますか?「ドカベン」「タッチ」「MAJOR」「ダイヤのエース」などをはじめ他にもたくさんの名作が存在します。

そんな中、今回僕が紹介したいのが、「名門第三野球部」というマンガです。

ザックリいうと。甲子園に出るような高校の三軍の選手たちが一軍を倒して甲子園を目指すというストーリーになります。

ガチのスポ根マンガなのですが、非常にツッコみ所が多く、マンガを読みながらツッコみをバンバン入れていきたいという方には非常におススメのマンガとなっています。(最近ではリメイクがやっているようです。)

三軍だけどココがスゴイ

①主人公あすなろくんの成長曲線がサイヤ人並
 あすなろ君は身長が低く、体力も大したことがありません。不良にもいじめられています。しかし一か月間の河川敷の練習で、甲子園で準決勝にまで進んだ一軍を抑えられるようになります。
 そこからさらに数日後の体力測定では握力が90を超えます。(りんごも握りつぶせる握力です)

②双子の白石兄弟は100mを11秒台で走れるのに何故か三軍
 白石兄弟がすごいというか、一軍の監督に見る目が無さすぎるとしたいいようのない状態・・・・何故こんな選手が三軍なのか・・・せめて二軍でいいだろうに。ちなみにたった1ヶ月の練習で、一軍のエースからセーフティバンドやバスター決めたりできるようになります。

③延べ2ヵ月の練習で甲子園ベスト4の一軍を倒す!(しかも正式な監督はいません。選手のみの自主練です。)
 選手兼監督となった海堂さん(キャッチャー)はたった2ヵ月間で、一軍を倒す手腕です。海堂さんがサッカー日本代表の監督になれば、ワールドカップ優勝も夢ではないと思います。ちなみに、海堂さんはここぞというタイミングでホームランが打てる強打者で甲子園経験者です。

勝負の世界は厳しい

三軍に負けた一軍はどうなったのか・・・・

一軍のメンバーはほぼ退部します。(エースピッチャーの京本くんとキャッチャーの桜井さんは残ります)
しかし一軍には、1年の頃からクリンナップを打っていた熊田という選手がいたのですが、こちらも退部したようです。

熊田が残っていれば

1番 白石兄(遊) 100m11秒台 その1
2番 白石弟(二) 100m11秒台 その2
3番 桜井(中) 一軍の正捕手
4番 海堂(捕) 1年の頃から一軍クリンナップ
5番 熊田(三) 1年の頃から一軍クリンナップ 本塁打30本以上
6番 田村達郎(左) スイッチヒッター テニスで日本2位のスポーツ万能
7番 京本(右) 一軍のエース
8番 あすなろ(投) 握力90kgオーバーのスタミナモンスター
9番 斉藤(一) 実家が寺

という強力打線が組めたのに・・・と思っていた。

しかし、上記のような編成はされず、京本、桜井は控えとして残り、二軍の選手に至っては、どうなったかも記されず、三軍のみんなで甲子園を目指すことになるのでした。

そこから、甲子園編やプロ編などもあるマンガで、そこそこ続き、アニメ化もゲーム化もした名作だと思います。

ただ、そこまで人気だったはずなのに、大人になって名門第三野球部のことを知っている人間はほとんど周りにいないという不思議なマンガでもあります。


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