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Los Angels珍道中 Part.3

以下の記事の続編です。Part.1ではNRT→LAXの道中やロサンゼルスのビーチなどを観光した様子を記載しました。Part.2ではグリフィス天文台やハリウッドの街をぶらぶらした様子を記載しました。Part.3は果たして何を書きましょうか?


2/10:Day3:OTAKU MOVE IN LA…

Trader Joe's

ロサンゼルスの旅も3日目を迎えました。早いものです。
今回の旅程では1日目と2日目をレドンドビーチの近くにある「Homewood Suites by Hilton Los Angeles Redondo Beach」という所に宿泊しましたが、3日目と4日目は別のホテルに宿泊することにしていました。なので、この日は朝8:00頃に朝ごはんを頂き、10:00くらいにホテルをチェックアウトしました。
ホテルをチェックアウトしてから、まずは「Trader Joe’s」というお店に向かいました。トレーダージョーズ(通称:トレジョ)は全米で約560店舗を展開するスーパーマーケットです(ソース:地球の歩き方)。日本で言う西友のような感じでしょうか。一つ一つの店舗がめちゃめちゃ大きいという訳ではなく、地元の方が日常的に食材などを買いに来るスーパーのような感じでした。
トレーダージョーズの特徴の一つとして、「トレーダージョーズ印」の自社ブランド製品が多いことが挙げられると思います。中でも、トレーダージョーズが販売するエコバッグのようなショッピングバッグが人気のようです。ショッピングバッグには色々な種類があり、中には地域限定のデザインもあるようです。実際に私たちも真っ先にショッピングバッグ売り場に直行し、それぞれバッグを購入してみました。他にもトレーダージョーズ印のインスタントコーヒーや石鹸、ルームフレグランス等を買ってみました。ルームフレグランスを使ってみると、非常に繊細なレモンの香りがしました。石鹸類は包装に包まれている段階で既にいい香りがしているので、使用する時が楽しみです。

トレーダージョーズの外観。生鮮食品からお酒まで、幅広い商品を扱っています。
トレーダージョーズへの道中で飲んだマウンテンデュー。日本で販売されているものと成分が違うらしい。確かに味が日本のものと違うような気もした。

animate Los Angels

トレーダージョーズを後にして車を10分くらい走らせると、animate Los Angelsに到着しました。ロサンゼルスにもアニメイトがあるということを知ったのは2/9の夜でしたが、アクセスの良い場所にありそうだということが分かったので行ってみることにしました。
アニメイトはDel Amo Fashion Centerというショッピングモールのような施設に入っていました。ショッピングモールにはスワロフスキーなどのハイブランドなお店も入っていました。不思議な空間です。アニメイト店内は日本のアニメイトと似たような空間でした。日本語のまま翻訳されずに販売されている書籍もあれば、英語に翻訳されている書籍もありました。私はラブライブ!シリーズのオタクなので、ロサンゼルスのアニメイトにもラブライブ!グッズを売っているコーナーがあるか確認したところ、ちゃんと店内の一角にコーナーが設けられていました。日本で展開されたアニメ・漫画コンテンツがほぼほぼ遅滞なくロサンゼルスにも届けられているような印象です(翻訳されるのを待つともう少し時間がかかると思いますが)。
せっかくなので、ロサンゼルスのアニメイトで何かグッズを買って帰ろうと思いました。ラブライブ!シリーズのキャラクターのアクリルスタンド等が販売されていましたが、(確か)30ドルくらいしたので購入を見送りました。近くに缶バッジの販売があったので、そちらを1つ購入してみました。缶バッジには見たところ値段の表示がなかったので良く分からないままレジに持っていきましたが、(確か)6~7ドルくらいだったと思います。日本で購入するよりも一段階くらい値段が高いですね。
アニメイト以外にも「BOOK OFF」がショッピングモールに入っていました。お店の中を覗いてみましたが、お客さんはほとんどいませんでした。こんなに立派なショッピングモールの中で、一体どうやってお店を続けることができているのかかなり謎でした。

オシャレなショッピングモールのお店の中に、見慣れたアニメイトを発見。
ロサンゼルスのアニメイトの中にも、ラブライブ!シリーズのコーナーがありました。
アニメイトが入っているショッピングモールの様子
購入した缶バッジ

2/10:Day3:IN-N-OUT BURGER Company Store

Company Storeでの買い物

「IN-N-OUT BURGER」のグッズが買えるお店があるということを、昨夜の内に同行者が調べてくれたので、実際に行ってみることとしました。アニメイトからIN-N-OUT BURGER Company Storeまでは車で1hrくらいのドライブとなりました。運転は同行者の一人にお願いして、私はほとんど車内で爆睡していました。カンパニーストアに到着したのはお昼過ぎでした。カンパニーストアの近くには、もちろんハンバーガーを食べることができるIN-N-OUT BURGERもありました。更には「IN-N-OUT BURGER UNIVERSITY」という謎の大学までありました。この日は土曜日だったので大学の方はお休みでしたが、何を学ぶ大学なのでしょうか?IN-N-OUT BURGER社の研修施設だったりするのかもねと、同行者たちと予想しました。
カンパニーストアではおしゃれなTシャツやパーカー等が販売されていました。IN-N-OUT BURGERでは、IN-N-OUT BURGERの創立から何周年か毎にグッズを販売しているようです。昨年2023年はIN-N-OUT BURGERの創立75周年に当たるようで、創立75周年記念Tシャツも販売されていたので購入してみました。バックプリントメインでオシャレなデザインでした。
カンパニーストアは日本からロサンゼルスに観光に来て、わざわざ行く方も少ない場所かなと思います。実際、ストアの中には我々以外日本人の姿はなく、地元の方々で賑わっていました。我々はストア内でTシャツ等を一心不乱に物色する、怪しげな東洋人として振舞いました。

IN-N-OUT BURGER Company Storeの外観
戦利品を見せ合う様子

CHIPOTLE

IN-N-OUT BURGERのカンパニーストアに行った後には、IN-N-OUT BURGERでランチをするのが正当でしょうが、近隣のIN-N-OUT BURGERのお店はかなり混んでいたので諦めました。代わりに、同じく近隣にあった「CHIPOTLE(チポトレ)」というファストフードチェーンでお昼ご飯をためることとしました。同行者曰く、チポトレもアメリカで有名なファストフードチェーンの一つとのことでした。また、IN-N-OUTやChick-fill-Aと同様に、アメリカで絶大な人気を誇るにもかかわらず、日本に上陸していないファストフードチェーンの一つとのことでした。
チポトレはメキシコ料理を扱うファストフードチェーンのようで、ブリトー等の生地、お米や豆の種類、お肉の種類、野菜の種類、ソースの種類等など、自分の好きなようにカスタマイズして注文することができるシステムでした。私は生地にブリトー、お米はホワイトライス、豆はピント豆、お肉はチキン、ソースはサルサソースを選択し、野菜は適当に指さしてオーダーしてみました。慣れるまで注文に少し手間取りそうです。注文した料理は野菜たっぷりで美味しかったです。ホワイトライスにはパクチーも混ぜ込まれているようで、爽やかな風味でした。そしてブリトー一つでかなりお腹いっぱいになりました。ロサンゼルス滞在中は、脂っこい料理が続きがちになりますが、チポトレのメニューは新鮮な野菜もたくさん摂ることができるので有難いですね。

注文したブリトー。アルミホイルに包まれていて、弾丸のような形で提供されます。美味。

2/10:Day3:Farmers Market

お昼ごはんを食べた後、進路を西に向け車を走らせました。ホテルにチェックインするには少々時間が早かったので、ハリウッドとビバリーヒルズとの間あたりにある「Farmers Market」という場所に行きました。アメリカにはいくつかの場所にファーマーズマーケットがあるようですが、ロサンゼルスのマーケットは1934年から続いているようです。今年で90周年となるわけですね。
ファーマーズマーケットには果物やら野菜やらの新鮮な食材がいっぱい売っているのかな?と思って行ってみましたが、そこまで目立つようには売られていませんでした(行った時間が遅かったからでしょうか)。それよりも、フードコートのような食事をする場所がたくさんあるなぁという印象の方が強かったです。お昼を少し過ぎた夕方に差し掛かろうという時間でしたが、地元の方々でフードコートは賑わっていました。ファーマーズマーケットの一角では、ニューオリンズ風のジャズの演奏に合わせてダンスをする方々もいて、アメリカっぽさを感じることが出来ました。ファーマーズマーケットの入り口にはジャズを演奏する方の看板みたいなものもあったので、伝統的にマーケットの中でジャズが演奏されていたのでしょうか。ジャズの音色を聴きながら心地よく周辺を散策できました。

ファーマーズマーケットの様子。軽食を出すお店が多かった印象です。
マーケット内でジャズの演奏が行われており、その演奏に合わせて踊る方もいました。素敵です。
マーケット内ではアメリカ料理だけでなく、多国籍な料理を味わうことが出来そうでした。

ファーマーズマーケットのすぐ近くには、何やらハイソサエティなショッピングセンター「The Grove」が併設されていました。グローヴ内一帯は池やら噴水やらオシャレなお店やらが様々立ち並んでいました。ショッピングしている方々もどこか品が良さそうでした。高級住宅街であるビバリーヒルズが近くにあるということも影響しているのでしょうか。
ファーマーズマーケットの駐車場がいっぱいだったので、我々はグローヴの駐車場を利用しました。駐車料金がとんでもなく高いのではないかと心配しましたが、1~2hrくらい周辺をぶらぶらして10ドルだったので、そこまで高くありませんでした。

グローヴの様子。日本のショッピングセンターには無いような、不思議な雰囲気でした。
Apple Storeの様子。天井が鏡張りで驚きました。日本の店舗もそうなのでしょうか?
グローヴ内にGUCCIが近日オープンする予定らしいです。

2/10:Day3:The Westin Bonaventure Hotel & Suites, Los Angeles

ホテルにチェックイン

16:00過ぎにファーマーズマーケットを後にし、この日から2泊するホテルに向かいました。ロサンゼルスでの旅の後半の旅程では、「The Westin Bonaventure Hotel & Suites, Los Angeles」という所に宿泊すると決めていました。私は知らなかったのですが、どうやらこのボナベンチャーホテルは「Interstellar」など数々のハリウッド映画の撮影に使用されてきたホテルのようです。我々はNRT→LAXの飛行機の中でそれぞれ「Interstellar」を観て、ボナベンチャーホテルが作中で使用されている場面を予習したりしました。
ボナベンチャーホテルには宿泊者用の駐車場があるのですが、今回レンタルした車の車高が6.6ftと高く、ホテルの駐車場に停めることができないとホテルの係の方に言われました(ホテルの駐車場は車高6.0ft以下の車しか駐車不可のようでした)。そんなわけで、我々はホテルの近くにある「World Trade Center」という場所の公共駐車場を利用するように案内されました。
公共駐車場の駐車料金は、まともにボナベンチャーホテルの駐車場に停めるよりも安かったですが、公共駐車場の方もかなり天井が低く、車高6.6ftの車がギリギリ入れるような感じでした。車を駐車することはできたものの、トランクの扉を開けると扉が駐車場の天井に当たってしまい、トランクを開けることができないという有様でした。アメリカの車は大きいし駐車場も広くて大きいだろうと勝手に思っていましたが、どうやらロサンゼルスの都市部はそういう訳でもないようです。
ひと悶着ありましたが、我々は何とかボナベンチャーホテルにチェックインすることが出来ました。

ボナベンチャーホテルの外観。ギラギラと輝くその姿と不思議な形は、ロサンゼルス市街でもかなり目立ちます。
ホテルのロビーフロア。簡単なカフェ・バーがあります。

夜ご飯問題

ホテルに無事に到着しチェックインしましたが、夜ご飯をどこで食べるかという問題がありました。ホテル周辺に何かしら手頃なレストラン等あるだろうと思っていましたが、Google Mapsで探してみてもいい感じのレストランがありませんでした。20~30分歩くかUber TAXIを利用する等をすれば行動範囲が広がりますが、ホテル周辺には結構危険なエリアもあるらしく、夜にのんびり出歩くことは少し難しそうでした。
そんなわけで、我々はホテルに比較的近く、かつ安定感のありそうな「MARUGAME UDON(丸亀製麺)」で夜ご飯を食べることにしました。ホテルを出たのは19:00でしたが、ロサンゼルスの丸亀製麺は20:00に閉まってしまうようでした。ロサンゼルス市街の夜は、車の通りこそ多いものの、歩行者の行き来は都市の規模を考慮するとかなり少ないように感じました。夜遅くまで外でお酒を飲んだり食事をしたりするのも危険を伴うのでしょうか。
丸亀製麺ではかけうどんとフライドチキンを注文してみました。うどんを注文すると、「青ネギと揚げ玉を入れていいか?」と聞かれます。日本では青ネギや揚げ玉はセルフサービスですが、ロサンゼルスの丸亀製麺は若干システムが違うようです。しかし、それ以外の注文方法等は日本のそれと同じでした。以前香川県直島に住んでいた頃、岡山県宇野にある丸亀製麺でよく外国人観光客の姿を見かけましたが、皆さん難なくうどんを注文しているようでした。日本の丸亀製麺は英語メニューが充実しているわけでもなく、注文方法も独特なのに凄いなぁと思っていましたが、海外の丸亀製麺も注文システムが日本と同様であることを今回知り、外国人の方が日本の丸亀製麺で難なく注文することが出来ていた理由の一つを理解することが出来ました。
あとはなぜか餃子やフライドチキンも販売されていました。日本には無いメニューもあり面白かったです。
かけうどんとフライドチキンで合わせて13.48ドルでした。日本円に換算すると2.000円以上。人生で一番丸亀製麺でお金を使った日になりました。

丸亀製麺ロサンゼルス支店
HOW TO MARUGAME…
かけうどんとフライドチキン。うどんの味はダシの味を感じることが出来、麺にはちゃんとコシもありました。
丸亀製麺の内装。日本の丸亀製麺では見ないようなキャラクターもおり、かなりアメリカナイズされています。
ロサンゼルスの丸亀製麺で使用している小麦粉。MADE IN JAPANです。
丸亀製麺でのお会計。やれやれ。

ホテルから丸亀製麺までは往復300mくらいの道のりでしたが、それでも夜のロサンゼルスの怪しげな雰囲気を感じることが出来ました。ホテルに帰る途中でセブンイレブンに寄りましたが、そのセブンイレブンですら怪しげな雰囲気を放っていました。ホテルの周りはインターコンチネンタルホテル等高級ホテルもあるのですが、安全なエリアと危険なエリアが隣接しているようで、独特な雰囲気でした。我々はそそくさとホテルに戻りましたが、それでも夜のロサンゼルス市街から見上げるボナベンチャーホテルの姿は美しかったです。

夜のロサンゼルス市街から見上げるボナベンチャーホテル

ホテルのラウンジでのひと時

丸亀製麺からホテルまで戻った後、我々はホテルの最上階にあるラウンジに行ってみました。ボナベンチャーホテルは高級ホテルという認識だったので、ラウンジで提供されるお酒や料理の値段にビビっておりましたが、入ってみるとそこまでお高いわけではありませんでした。むしろ日本のホテルのラウンジやバーでお酒を飲むよりも安いくらいの感覚だったと思います。
ラウンジでは日本酒の「菊水」とシュウマイのような料理を注文しました。異国の地で日本酒を頂くというのもかなり乙ですね。非常に美味しく頂きました。この最上階のラウンジはなんとフロアが回転する仕組みになっていて、同じ席に座りながら様々な角度から夜のロサンゼルス市街の街並みを眺めることが出来ました。素晴らしい。

ボナベンチャーホテルのラウンジからの眺め
菊水をボトルで注文し頂く
天井の照明?もおしゃれです。
ラウンジのフロアが少しずつ回転していることを、方位磁石アプリで確認しました。

結び Part.3

ラウンジで優雅なひと時を過ごした後、我々は一つの部屋に集まって昨日までに購入していたビールやウイスキーを飲みながらだらだらしていました。Walmartで購入したペパリッジファーム社の「ミラノ」というチョコレートクッキーも一緒に美味しく頂きました(少しお高いですが、日本でもAmazonなどから購入することができるようです)。
お酒を飲みながら、なぜか水平思考ゲーム等に興じつつ、明日の旅程を練ったりしました。
ロサンゼルス滞在3日目も色々な場所を訪れることが出来ました。やはりこの日も疲れ切っていたので、翌朝までぐっすり眠ることが出来ました。

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