帰りは土砂降り

念願の、デ・キリコ展に行った。
朝から暑いので、無理な早歩きは　なしで。
電車に乗るから読書　と思っていたが
若干寝不足だったので電車の中で寝てしまった。

前回いつ来たかと思ったら、桜の前だった。
今日と比べたらとても混んでいた。
美術館の中も混んでいたと思う。
今日は、座れるスペースもかなり空いていた。

途中で座ったら、立ちたくなくなった。

個人的な好みで言うと、すごーく好きという感じでもなかった。
今度また来たら見に行くか　というと微妙。

今日はスタバも空いていて、店内で座れた。
外のテラスでは、時々ミストが出るようになっていた。

帰り、我が家の駅に降りたら、霧雨が降っていた。
まぁいいか　と思ってスーパーに寄って
外に出たら土砂降りだった。
ノートが濡れないようにリュックを前に抱えて
晴雨兼用の小さめの傘をさして帰った。

傘をさしてるって言えるほどでもないな　と思っていたら
「りこうなおきさき」という童話を思い出した。

りこうなおきさき - 岩波書店

「服を着るでもなく着ないでもなく、
　ロバに乗るでもなく乗らないでもなく
　歩くでもなく歩かないでもなく」来い　とか言われて
漁網を体に巻いて、半分ロバに腰かけ、片足はつけて引きずるようにして
王城に出向くのである。

思い出している私は
雨に濡れるでもなく濡れないでもなく　などということはなく
それなりのびしょ濡れで家にたどり着いた。

最近　夕立があっても最低気温が下がらないのは何故なんだろう。
今晩も、最低気温　２７℃の予報である。立派な熱帯夜。
本当に異常気象なんだな　と感じる。