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闇の覚醒

「死の教育機関」 の続巻である。

「死の教育機関]では
卒業する四年生の被害者を最小にして卒業ホールから送り出し
エルたちは最高学年となった。
この学校には、教師がいない。
時間割は各自に、教室も指定で送られてくる。
三科目までは変更を希望することもできるが
エルはしなかった。
そうしたらなんと、自分以外は一年生が数名 という教室を
割り当てられ、魔物が出てきやすいところはどこか教えるなど
一年の指導をするしかなくなった。
教科の内容も、マイナーな言語の呪文を訳すとか解釈するとか
教師抜きで? とびっくりするような内容で。

それから、
卒業ホールを生きて出るためのグループを自分たちでようやく組み、
体育館を使って、卒業式を生きて出るための訓練が始まる。
訓練用のフェイクの魔物に混じって本物も出る。

エルたちが訓練するようになると、
例年より強い魔物が出るコースになっていて
普通のチームでは犠牲者が多数出るか全滅するような過酷さで。


で、実は学校にも意思があり
それは、生徒を守りたい助けたい というものであると
だんだんわかってくる。
そして卒業式。


一巻目の最後に「オリオンと仲良くするな」という
母からの手紙が届き、
二巻目の最後では、オリオンが助かるのかどうかわからない。



この本が発売されたのが昨年10月くらいだそうなので
三巻目は早くても今年の終わりころか。
待ちたい。
元気に生きていく理由がひとつ増えた。


    



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