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教科書展示会

中学校用教科書の展示会に行ってきた。
公民の教科書をよく見て と言われて、特に9条についての記述と人権についてのページを見てみたのだけれど、男女共同参画社会についてや子ども権利条約について書かれているかどうかなど見てみた。

男女共同参画社会 というのは本当は「男女平等社会」で良いのに
そういう普通の言葉が取り入れられなかった日本である。

子どもの権利条約について取り上げられていなかった会社の教科書は
人権についての記述は少な目で
憲法9条の扱いも微妙で、自衛隊についての記述が大きく、さらに
憲法を改正するには みたいな記述が続けて書かれていたりするのであった。民主主義については少な目で防衛について大きかったりして。
そういう教科書は2社くらいだけれど。

私自身は、防衛費増加も武器輸出も反対である。
子どもの権利条約の「子どもの意見表明」の権利を何かとうやむやにする社会にも批判したい。

経済についてはよく見なかったので、非正規労働者についてどう書かれているのかを知ることはできなかった。

中学生べースで考えると、将来は半数くらいが非正規雇用になるかもしれないし、正規雇用でもブラックかもしれないということを教えたほうが良いと思ったりするが、教師もブラック労働なのだった。


国語の教科書は、三年の教科書に
井上ひさしの「握手」と魯迅の「故郷」があると安心してしまう。


30分くらいのつもりだったが、気づくと一時間近く経っていた。
道徳なども見たかったけれど、毎日は行けない。
まぁ決定権なんて全くないのではある。意見は書いてきたけれど。




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