見出し画像

混ぜて炒めてあげようか?


最初の詩から強烈だった。
「新島」というタイトルの詩。噴火してできた島のことだ。
「炒飯作れる?」と聞かれた後の「混ぜて炒める」発言なのだ。


「あんたのどうにもならないところ
 混ぜて炒めてあげようか?」


「お前を蝋人形にしてやろうか」よりも強烈なんじゃないだろうか。

どうにもならない と 認識されていて
混ぜて炒めたらどうにかなるかも と励まされているような?


この際 炒めてもらった方がよいかもしれない と徐々に思えてきたりする。Мか。


「いいとも」だったか「タモリ倶楽部」だったか。
昔 何でもチャーハンにする というのをやっていた。
市販の弁当などを刻んでチャーハンにするのである。
「なんでもチャーハンになるとおいしいねぇ」というのが
結論だったような気がする。

そんなことを思い出して自分を慰めたりしている私は
やっぱり炒めてもらった方が良いかもしれないのだった。


表現するということの厳しさに久々に刺された気がしたのだった。




この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?