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アルコール中毒の女探偵

ユトリロのアルコール依存症について考えていたら
昔 アルコール依存症から立ち直る女性探偵の小説を読んだことを
思い出した。

結構などん底から、正気になろうと決意して探偵になるのだけれど。
アルコール中毒で、離婚もされ
教会のバザーで貰えるような着たこともないような型落ちのスーツを着て
聞き込みとかに行くのである。

エピソードの中に、罠にはめられ、強いアルコールを無理やり飲まされ
意識が飛んでしまう というものがあって、怖かった。

「立ち直ろう」「やり直そう」というのが、
当時の私には、何か刺さったのだと思う。


今、ネットで見てみたら
依存症になった原因は、捜査中に少年を誤殺してしまったからとあった。
どん底生活は、娼婦にまでなっていたのだった。
悲惨すぎて記憶に残さなかったかもしれない。


シリーズで、「渇いた夜」と「温かな夜」というのがある。
私は「温かな夜」はたぶん読んでいない。

今の家に引っ越してくるときに処分した本なのだが、
今は中古でしか売っていないかもしれない。


今世紀初頭の私は
推理小説を結構読んでいたみたいで
女性検屍官のシリーズなども何冊も読んでいた。
その他には、生徒が次々に持ち込むラノベと
ハリーポッターと。
「海辺のカフカ」もこのころ読んだのだと思う。

掘り起こそうと思えば記憶って掘り起こせるみたいだ。




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