commmuneを超えるPLGプロダクトを創るために。【TypeScriptを使ったPLG型SaaS開発に興味があるエンジニアの皆様に向けて。】

こんにちは。commmuneで、顧客に寄り添うすべてのカスタマーサクセスを楽にする、SuccessHubをやっている杉山です。

エンジニア採用のJob Descriptionを掲載しております。8月にローンチをしたSuccessHubですが、幸いなことにPSF(Problem Solution Fit)しつつある状態で0-1〜1-10のフェーズに移行しつつあります。ここで、良いプロダクトを創る仲間を探し、チームを強化したくこのnoteを書いてます。

SuccessHubはどんなプロダクト?

SuccessHubはお客様と日々向き合っている多くのカスタマーサクセスの方々に対して、どんどん複雑化する業務を単純化し、本質的な業務に向き合っていただくためのソリューションです。
日々確認しているBigQueryやRedshiftのようなDWHや、Googleスプレッドシート・Excel・Notion・GoogleAnalyticsのような日々のデータ管理のツール、Gmail・Slack・Intercomのようなコミュニケーションチャネルのデータを簡単なステップで統合し、データを元にしたプロアクティブなカスタマーサクセスのアクションをサポートします。2022年8月に製品版を公開し、すでに数十社のSaaS企業に利用いただいています。

SuccessHubの勝ち筋

カスタマーサクセス」というキーワードは2018年くらいからじわじわ日本でも浸透しています。

Googleトレンドにおける「カスタマーサクセス」

日本でもカスタマーサクセスに関するソリューションは多く生まれていますし、グローバルでもGainsightのような企業が出てきています。肌感覚としてもSaaSにおけるカスタマーサクセスの概念はここ5年でかなり浸透したように思います。一方で、私は「カスタマーサクセス」って敷居の高いものになってしまっているなと思っています。ある程度成長したSaaS企業が、強い意志を持って、しっかり資本も投下する。そうやって立ち上がるカスタマーサクセスが多いように感じています。
私は、カスタマーサクセスという概念は、お客様を大切にする企業全てでインストールするべきだと思っていますし、創業当時からビジネスの根幹に組み込むものだと思ってます。SuccessHubは、カスタマーサクセス的な活動をとにかくはじめやすく、企業の成長に合わせて一緒に成長していけるようなサービスでありたいと思っています。そのために、一番必要なのは一にも二にも良く、使いやすい製品であることです。多くのカスタマーサクセスのツールは「自社のサポートとしてのカスタマーサクセスありき」で成り立っているのですが、それが投下時間にも金額にも跳ね返ってしまっていると思っています。私は、「誰でも手軽に使い始められる。」・「サポートがなくても使い方がわかる。だから安い。」プロダクトを作りたいと考えていますし、そういう選択肢が、今のカスタマーサクセスマーケットではほとんどないと思っています。ここがSuccessHubの勝ち筋です。そんなプロダクトを一緒に作る仲間を現在募集しています。

SuccessHubの開発体制と環境

SuccessHubの今の開発体制はこんな感じです。

今SuccessHubは、コミューン全社のCTOの山本が開発チームのLeadをしており、フロント1名、サーバサイド2名の非常にシンプルな体制です。コミューン全体では少しずつ規模の大きい会社になってきましたが、SuccessHubは非常にleanな組織になっています。上記の体制ですので、CTOの山本の考え方にシナジーを感じるかが、気持ちよく働き成果を出すための条件となるかと思います。山本の考え方が端的にまとまっているのはこちらのnoteですので、ぜひご覧ください。

CTOのポエム

SuccessHubのアーキテクチャ

インフラストラクチャはGCPを利用し、フロントエンド・サーバサイドともにTypeScriptを用いた開発を行っています。ETLサービスにはFivetran、dbtを用いています。

SuccessHubの要素技術

フロントエンドにはNext.js、サーバサイドにはNestJSのフレームワークを採用しています。

SuccessHubの開発チームの特色

上記の開発体制で日々開発を行っていますが、そのほか定性的なチームの特色をまとめました。

1.コミューンのCTOが直接コードレビュー(それも毎日。)

SuccessHubの開発チームは基本非同期で活動していますが、毎平日、昼の12時から1時間取って、チーム全体でリアルタイムでのコードレビューの時間を設けています。そこで、各メンバーの持ってきたイシューやプルリクをCTOが直接レビューしフィードバックします。スタートアップだからとほったらかしになることはありませんし、他のエンジニアが受けているフィードバックを追体験することで自身の成長にも繋がります。またCTOは家が近いこともあり、割と出社もしているので抽象度の高い相談を直接することも可能です。

2.チーム全員で1つの機能を実装

少人数なので、基本的には1つの機能をフロントエンド、サーバサイド全員で実装しています。ですので、エンジニア同士での相談がしやすく、スピーディーな開発体制が担保できています。全員がフルリモートなので、相談しづらいと感じてしまうかもしれませんが、エンジニアは前述の昼会を起点にハドルミーティングなどを用い同期のコミュニケーションをとりながら開発に取り組んでいます。

3.お客様からのフィードバックをダイレクトに把握

SuccessHubはビジネス組織も、基本的にフルリモートです。また新規・既存顧客問わず、全商談・MTGを(許可を頂けたら)録画しています。ですので、顧客の声が常に全数クラウド上に集まっています。新規機能の開発や既存機能の改善を行う際にも、具体的なお客様の声を直接聞いてから始めることができ、嘘がありません。機能開発の優先順位や意思決定やその理由が納得度合いの高い状態で保たれています。トップダウンではなく顧客ファーストな意思決定がなされていますので、開発する側も「なんでこれを今やっているのだろう?」という疑問を持たずに納得しながら開発に取り組むことができます。

世界中で自然に使われるプロダクトを作りたい。

ここまで説明して、もし気づいてくださった方がいたらぜひ一度お話ししたいのですが、SuccessHubは働き方・アーキテクチャ・連携サービス、どれをとってもグローバルで戦うための意思決定がなされています。組織はフルリモート前提での構築していますし、フロントエンド・サーバサイドともにTypeScriptでの開発を行い、Next.js・NestJSなどグローバルでも人気の高いフレームワークを採用するなど極力ドメスティックな要素を廃しています。ETLサービスも国産のものではなく、グローバル企業でも多数採用されているFivetranを選択するなど、短期の日本のマーケットと中長期の海外展開の両方を見据えた意思決定を常に取り続けています。
これからの世の中、エンジニアのキャリア一つとっても日本の企業で日本のサービスのみを開発して終えることは少なくなると思います。そんな中、サンクコストなく、自身の成長=サービスの成長になる環境をSuccessHubでは提供し続けられると思います。ぜひ、日本からグローバルで戦える自分と、戦えるサービスを創りませんか?

興味を持っていただいた方はこちらのURLより。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScwJuVhCX88b1IB_hcDdqTmd61skiZwuQJvfMyFHgIbOQNdUA/viewform

本ブログの筆者の杉山が直接面談させて頂きます。
サービスのこと、キャリアのこと、人生のことじっくりお話ししましょう!素晴らしい方とお会いできるのを楽しみにしております。



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