本を読むカフェというところ
雨が降る日に限って
外出したくなるものだ
水溜りに当たる雨の音
雨に濡れないよう忙しそうに歩く人
それを見下すように鳴く鳥
雨の日の日常は
ときに美しくときに考え深い
ノースフェイスのリュックサックに
小説とカメラを入れて
心はもう雨の日の特別なお出かけ気分
店内には
入り口に本棚
各テーブルの横にも本棚
なるほどと納得
たまたま座った席には
自分がいつも決まって手に取らない本がある
ようこそ新しい世界
目に止まったのはこれ
トーストとは不思議な食べ物だ
外側のカリカリ感
内側のふんわり感
まさに相反するものが心地良くて
頭の中でイカしたジャズが流れるくらい
トースト万歳
出会った本万歳
今日も良い休日だ
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