かつての奴隷貿易の拠点、世界遺産ゴレ島訪問 - セネガル
旅行36日目。2024/04/26。
朝5時半に起床、少し仕事。朝食は友人が切ってくれたマンゴー。セネガルはマンゴーがめちゃ美味いらしいが、この時期のマンゴーはまだ熟れてないのとこと。普通に美味かったけど。
友達にセネガルのUberのYangoアプリでタクシー呼んでもらい（登録には現地の電話番号が必要で自分のデータのみeSIMでは使えず）先日のタンザニアのザンジバル島旧奴隷取引場に引き続き、セネガルの旧奴隷取引場があるゴレ島行きのフェリーに乗るためにダカール港へ向かった。だかこの日は遠足のグループとかがめちゃ多かったようで、10時の便には乗れず、11時まで待つことに。待合室で次の行き先のリサーチなどしつつ過ごす。
11時にフェリーに乗り、ゴレ島へ出発。船は満席やった。
11:30過ぎに到着し、腹減ったので船付き場のつぐ横にあったGoogleマップでレビューまぁやぁやったChez Tonton Depuisでランチ。お勧めしてもらった魚のグリルと白米のプレートがめちゃくちゃ美味かった。やっぱ飯美味いとかなり幸福度上がる。あとから友人に聞くと、チェブ・ジェンというセネガル料理とのこと。
その後、ゴレ島訪問の主目的やった奴隷の収容に使われていた施設のHouse of Slavesに行ったら、まさかの12:00〜14:30は昼休みやった。終わる時間は確認してたが、昼休みあるの知らんかったのクリティカルエラー。そんなんやったらランチ食う前に行けばよかった。
14時の便で帰るつもりやったけど、予定変更して15時の便に変更することにした。それまでの時間は、Guns of NavarroneやIFAN Historical Museumに行ったりして時間を過ごした。先日行ったザンジバル島と比べてかなり小さいので全て徒歩で移動できるし、気温も26度くらいで風もあるので暑すぎず歩けるし、蚊もいなかったので快適。街中は植民地時代のヨーロッパスタイルの建物が残っていて、緑も多い。
昔の人たちは拉致されてこんな島に連れて来られ、その上で欧米に奴隷として売られていったとのこと。
ちょい早めに14:25にまたHouse of Slaves行ったら何故か既に開いており、でも中に入れてくれず、そして何故か14:30にドアを閉められて15時にまた戻って来いって言われた。オペレーションめちゃくちゃやなと思ったけど、アフリカに1ヶ月いるとこういうのも慣れてしまってもはやあまり驚かない。しょうがないのでHouse or Slavesは諦めて15時のフェリーでダカールへ戻った。
そこから友人と合流し、ダカール港から徒歩距離のMuseum of Black Civilizationsへ行った。比較的新しい博物館で展示物も興味深いものもあったけど、歴史的なものとそれを模した現代アート作品が混ざって展示されてて、かなりややこしい展示スタイルやった。また基本英語の説明が無かったのでiPhoneのカメラの翻訳機能で訳しながら見た。この機能初めて使うけどめちゃ便利。
博物館の後は、地元民が行く市場らしいSandaga Marketに連れて行ってもらい、セネガルの名物らしいガラスに絵を描いたものなどを見学。
夜は地元の日本人の人たちに人気らしい、东京酒家という街中華へ連れて行ってもらった。カオスなエリアにある汚めの小さい店やったが、料理が全てめちゃ美味かった。途中から日本政府関連の仕事や日本の民間企業の駐在でセネガルに住んでいる日本人達10人程度が集まってきて同じテーブルで飯を食った。セネガルのあんなディープな場所の汚い町中華にめちゃ日本人が集まっているのが面白かった。セネガルでの仕事においての人間関係や、泥棒に何度も入られた話、まだ10代やのに駐在で日本から来ている女性の話など、大変興味深い話を沢山聞けた。
そして隣の大きなテーブルも全員日本政府機関の職員やって、同じ店に同時に20人程度日本人がいる謎の店やった。そしてめちゃ飲み食いして一人3000円もせず安い。
遅い時間までがっつり飲んだ後、友人宅に戻って本日終了。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？