選手に嫌われるコーチの振る舞い
私は以前、あることをして選手に嫌な思いを
させてしまいました。
それは、
・・・
・・・
自分のチーム以外の選手を指導したから。
・・・
・・・
これをしたことで、私の指導しているチームの
選手たちはとても機嫌を損ねてしまったので
そのあと頑張ってフォローしました。
私が指導しているのは、高校の女子テニス部
ですがある時、男子テニス部を1時間ほど
指導したことがあったんです。
この当時、男子テニス部にはコーチがおらず
顧問の先生から頼まれたので、少しだけ教えて
あげました。
もちろん、女子部員には伝えて了承を得ていた
のですが、いざ私が男子を指導し始めたら
女子部員たちは
「なんで私たちのコーチが男子を
教えているの!」
と不満をブツブツ言っていたそうです。
顧問の先生も私も、ちゃんとした指導を
受けられていない男子部のためを思って
やったことなのですが、女子部員には
そんなこと関係ありません。
私たちのコーチなんだから私たちだけを
教えて欲しい、他の人は教えないで欲しい!
と思っていたんです。
女子部員たちも頭では男子のためと理解
していても、心ではネガティブな反応を
したんですね。
人は自分のことを一番に考えています。
だからコーチとしては、自分の指導している
チームの選手を指導することに全力を注ぐ
必要があり、選手たちが望んでいることを
してあげる必要があるということに
気付かされました。
「私がやりたいからやる。」
ではなく、
「選手が求めるからやる。」
そのために、いまは選手やチームスタッフと
深い対話をすることをとても大切にしています。
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