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メンタルって目に見えないものなので、選手はなかなか成長を感じられなかったり、指導者も触れにくい分野だと思います。

だから選手たちは技術的な練習をたくさんしたり、フィジカルトレーニングをしたり、数値化しやすいもの、効果が実感しやすいものをやりたがります。

でも、選手と試合後の振り返りをすると、必ずと言っていいほどメンタル面の話が出てきます。選手にとってはメンタルって重要なんだけど、ちゃんと取り組めていないものでもあります。

では、メンタルを数値化して、選手や指導者がもっと成長を実感できないのか?

実は、方法があるんです。

それは、

心理的競技能力診断検査(DIPCA3)

もので、メンタルトレーニングの現場ではよく使われており、とてもメジャーなものです。

検査では選手に検査用紙の52個の質問に答えてもらい、結果はその場で確認できます。

これからわかることは、

・競技意欲 ・精神の安定、集中 ・自信 ・作戦能力 ・協調性

です。結果は点数ででるのでとてもわかりやすいんです。

実際に私も部活生からプロ選手までこの検査を利用していますが、選手のどの項目を伸ばしていけばいいのか把握しやすく、選手に説明する際にも使えるため、選手も納得感を持てます。

例えば、選手とメンタルコーチングをしていて、私が「この選手は自信を持っていないな。」と感じたり、選手自身が「自信を持てないんです。」と言っている時、DIPCA3でも「自信」の項目の点数が低く出るので、お互いに「やっぱりそうだよね。」と納得できるんです。

また、選手はこの検査について細かく理解していなくても、指導者が理解をした上でメンタルトレーニングをしてあげれば大丈夫です。

トレーニングをして、半年後、1年後にまたDIPCA3を実施して、数値が伸びていると、選手は客観的に自分の成長を実感できるので喜びます。

興味がある人は、チームで購入するなどして、1度試してみてください。

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