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例え死んでも、心救われる医療を目指す

これは、私の尊敬する、吉岡医師の日めくりカレンダーの言葉です。


本当にそれです。

余命1年だとして、どういう1年を過ごすかは雲泥の差です。
多くの医師は「1年」という数字しか見ていませんが、私たち人間は「今」という時の連続で生きているのです。

人間には、当たり前に感情や魂もあるのです。

中年のある1年より、死ぬ最期の1年はとても貴重な1年になるでしょう。その時をどう過ごすのか?

死に執着して、怖がって、病院で管につながれて死ぬのか?

人生に感謝し、死を受け入れ、自宅で家族に見守られながら死ぬのか?

同じ死でも、心の穏やかさ、魂の喜びはまったく違うものでしょう。


死という、人生で一番デリケートな瞬間だからこそ、心乱れ、魂が磨かれる瞬間だからこそ、そこに関わるものとして、より相手への「愛」を大切に生きていきたいと思っています。


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