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ずっと身体から「水素」を発生させる方法。

昨日は、「酸素」の話でしたが、
今日は、「水素」の話です。

実は、ミトコンドリアがATPエネルギーを作り出すのには、酸素の他に、「水素」が必要です。

ミトコンドリアにはタービンのようなものがついており、そこを水素イオンが行ったり来たりすることで、タービンが周り、エネルギーが作られるということがわかっています。

巷では、「水素」がちょこちょこ話題になりますが、確かに、水素を取ることで、「疲れが取れた」とか、「肌荒れが治った」とか言う話はよく聞きます。

これは活性酸素除去というよりは、ミトコンドリアのエネルギー産生をサポートしたことによる効果です。

しかしなんです。

次のリンクのグラフにある通りです。水素水やサプリの水素は、すぐに体内から消えてしまいます。持って30分。
水素は最も小さい元素ですので、すぐに身体を貫通して外へ出て行ってしまうのです。

エアーで水素を口から摂りいれたりすると、頭だけはすっきりするという声もあるくらいです。口から入れるとほとんど体の内部まで届かないのです。

じゃ~、どうするの?って話ですが、人体には、そもそも「水素」を作り出す機能があります。

それが腸内細菌が産み出す「水素」です。腸内細菌が産み出した水素は血管に乗って、全身を巡ることになります。

大切なのはその水素を産み出す腸内細菌の餌を取る事です。

それが「食物繊維」です。腸内細菌に食物繊維という餌を与えさえすれば、長いと10時間もの間ずっと腸内で水素を産み出してくれるのです。

これが私たちのエネルギー源になります。

腸内細菌を抗生物質などで破壊していなければ、水素を産み出す菌はあなたの腸でまだコロニーを作って生きているはずです。

日々、食物繊維をとって、彼らを養っていけば、彼らはより勢力を拡大し、より多くの「水素」を産み出すことができます。

「食物繊維」が、思った以上に健康に大切な理由はここにあります。

食物繊維はフルーツや野菜に多く含まれています。水溶性や不要性というのが話題になりますが、どっちが多いかという話だけで、大体どっちも含まれていますので、細かく気にするのはやめましょう。

それよりも大切なのは、食物繊維の多様性です。

例えば、身体に良いケールだけをバクバク食べるよりは、多様な野菜を食べる方が、健康に良いことが研究としてわかっています。

あまり細かいことは考えずに、色々な野菜をバクバク食べておきましょう。できたらエネルギー(電子)がたっぷり入ったままの生野菜が最適。

本来は、私たちヒューマンビーイングは、猿やゴリラと一緒で、「野菜やフルーツ」が主食なのです。

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