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在宅鍼灸師が養生するメリット"5選"

こんにちは。
養生担当“ のぶ ”こと千葉宣貴です。
当月も宜しくお願い申し上げます。

前回、前々回は"疲労"を深ぼる漢字シリーズを投稿しました。

そもそも論を追ってみると養生をする意義が理解できよかったと思います。

そこで今回は『在宅鍼灸師が養生する"メリット5選"』と題して、そもそもなんで鍼灸師が養生した方がいいのか私の考えをお伝えします。

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はじめに

養生するメリットはなにか。

それはあなた自身だけでなく、あなたに関わる人にとっても良い影響があることに尽きます。

今回はそのなかでも在宅鍼灸の現場でどんなメリットがあるかに絞ってお伝えします。

かなりブログのような自分語り感がでますがサクッと読めるようにします。

よろしくお願いいたします。

わたしが考えるメリット

メリットはいっぱいあります。

ただ同時にメリットをベネフィットまで引き上げることは、実際に相当な時間を要します。
そして同時に自分と向き合う辛さもともないます。

正直メリット・ベネフィットがあることは確かですが、それを実践できるかはあなた次第です。

それは前もってご理解ください。

1.他人(患者さん)をより大切にできる

これは以前にもお伝えしました。

養生であなたの心身が充実していれば、あふれたエネルギーを患者さんの"余白"にそそぐことができます。


テッペンが養生している鍼灸師

その心身の"余白"をつくりだすのが施術であり、患者さんの本当の問題に気づくチャンスもふえます。

もしあなたが体調を崩していたらエネルギー(気血津液)の絶対量が減りますし、それが入る器(心身)自体も小さくなります。

すると相手の心身の助けてサインやいつも気づけるようなことすら見逃してしまいます。

つまり相手を良い方向に導きたいならジブンの心身の充実が必須。

まずは"ジブン"から。

このマインドを身につけることが養生なのです。

2.あらゆる人から信頼される

あなた自身が養生を実践して休まず訪問しましょう。

非常に単純なことですが人間は会う、触れる回数が多ければ信頼度が高まります。

またそれはあなたと患者さんのあいだだけではありません。

在宅医療では医療従事者やケアスタッフ、ケアマネージャー、家族などが患者さんひとりに対して多くのひとがかかわります。

あなたも他職種連携なんて聞いたことありませんか?(わたしは多職種だと考えています)


多職種のイメージ

わたしは患者さんや家族に養生指導を欠かさないようにしたことで、非常にコミュニケーションが円滑になりました。

話しやすいし、為になること教えてくれてありがたい存在といったところでしょうか。

すると患者さんやご家族がわたしの話を他職種の方々にするようになります。

その流れで他職種の方々から話してくださることが増え、より深い内容をやりとりすることが増加。

信頼が増すことでご紹介につながります。

色々な集患事例がありますが「誰かいい人いないかなー」より「〜さんにお願いしたい!!」と思われているほうが嬉しいですよね。

さらに他職種のかたがあなたの治療をうけてくれたら万々歳です。

その理想のために養生をつかってみましょう。

3.選択肢がふえる(本人、患者ともに)


わたしは施術や養生をつかって患者さんの武器を増やすことを心がけています。(自費、保険ともに)

その最大のチャンスが施術や家族、他職種との関わりです。

そこで"養生"の考えをすこしでも共有できれば患者さんのサポート体制を充実させる一助になると考えています。

それには多くの気づきを"ジブン事"としてとらえていただく。

すると患者自身が能動的に行動するように変わります。

わたしが担当している方はわたしが施術の合間に深呼吸していると、その方もマネてくれます。

そんな時に「よし!!」とひそかに喜んでいます。

あなたの意図するように患者さんの行動をかえていくには、まず施術者自身が実践している姿をみせていきましょう。


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