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switch0→1ワークショップのご紹介(1)

こんにちは。KeepAliveたかはしです。

今回は弊社で実施している「switch0→1 Workshop」(スイッチゼロワン ワークショップ)についてのご紹介です。

ありがたいことに、このワークショップについて日経の記事でも取り上げていただきました。


ワークショップの内容を説明をする前に、まずは「なぜKeepAliveがこのような取り組みをしているのか?」というお話しから。

改善の積み上げの先に変革はありません

KeepAliveでは10年以上前から、数多くの新規事業やサービスの立ち上げ支援を手掛けてきました。

当時はDX(Digital transformation)やMVP(Minimum Viable Product)といった概念が広まる前でしたが、クライアント企業の事業転換のための事業企画や、デジタルを活用したサービスを素早く立ち上げて成長させる(あるいは実証実験を行う)といったことに早い段階から取り組んできました。

2011年ごろからサブスクリプションの先駆け的なサービスの開発を立ち上げたり、OMO(当時はO2O)のためのデジタルサービスを2年間で5つリリースするといった取り組みをクライアントと共に進めていたのですが、、、それはまた別の機会にご紹介しますね。

それらの経験を通じて学んだことが大きく2つあります。ひとつは「従来取り組んできた既存事業の改善や拡大の先に大きな変革は望めない」ということ、そしてもうひとつは「新たな試みについて机上での検討やシミュレーションには限界がある」ということです。

つまり、大きな変革を起こすためには、これまで自社が取り組んでいない新たな事業やサービスを立ち上げ、それが世の中に受け入れられるかどうか、実際にやってみるしかないのです。


多くの企画がイマイチです(残念ながら)

KeepAliveはテクノロジー領域に強いということもあり、新サービスについて企画された内容を実行・具体化するタイミング、つまりサービスアイデアをシステムを含めた企画に落とし込んで概算コストやスケジュールを算出するRFP策定や実現検証のフェーズでのお声かけをいただくケースもあります。

そのタイミングで具体的な検討を行った結果、アイデアがイマイチで、もう一度企画からやり直し!となることが実に多いのです。

では、どのあたりがイマイチなのか?大別すると以下の3つが挙げられます。

1.実現性に乏しい(絵に描いた餅になってしまっている)

2.企画がしょぼい(目先の課題解決に終始してしまっている)

3.その企業が取り組む必然性がない(意義・優位性に欠ける)

そのままサービス開発に進んだとしても上手く行かないことは明白ですし、そもそもコストフィットしないと事業承認が下りないため、このような場合はリプラン=企画やり直しを行います。

そうなると企業経営層からは「既に企画構想は終わったはずなのに、なぜ企画からやり直しているのか?」と指摘されることになり、プロジェクトメンバーは気まずい思いをしながら企画のやり直しを行うことになります。(リプランあるあるです)


確度の高いサービスアイデアを自ら創出できるように

アイデアを「絵に描いた餅にしない」ために、KeepAliveでは企画構想支援というコンサルティングサービスを用意しています。このサービスは初期のアイディエーションの段階でTech視点を取り入れることによって企画の実現性を高めることを目的としており、ここ数年はかなり初期の段階からご相談いただくことも増えてきています。

ただ、そのフェーズでは弊社に限らず外部のコンサルタントを入れずに社内メンバーのみで企画検討する企業も多く、従来のコンサルティングサービスでの支援が難しいケースが見受けられます。

そこで、KeepAliveがこれまでに培った知見をワークショップ形式にすることで、より多くの方々が自分自身で新規事業やサービスのアイデアを生み出し、実際に形にできるようにすることを目指しています。

このような背景から生まれていることもあり、「switch0→1 Workshop」は我々の知見を惜しみなくつぎ込み、かなり実践的な内容に仕上げています。また、できるだけ多くの方に受講していただけるように初級編の参加費は1人1万円に設定しました。

「switch0→1 Workshop」の具体的な内容については、次回の記事で説明しますね。


ここまで読み進めていただいて「switch0→1 Workshop」に興味を持たれた方はこちらでワークショップの詳細をご確認ください。


ではでは、また!


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