続・父の味
以前書いたこの記事↓
続編を書くことになるとは...
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とある休日。
久しぶりに家族揃っての休み。
最近、買い物も楽しめるようになった娘たちを連れて向かった先はコストコ。
いつもそんなに買うわけではないが、たまに来ると無駄に時間をかけて見てまわりたくなる。
ちょうど挽き肉が安かったこともあり、珍しく購入することに。
帰宅して悩み事が発生。
コストコは好きなのだが、問題はあの量。
食品を買う時は、冷凍庫と相談してから行かなければ後で困る。
本来買う予定がなかった挽き肉を買ったことで、冷凍庫問題が!
全部は無理。
となれば、ひとまず入るだけ入れて残りは使うことに決定。
しかし、その日の夕食はすでに準備してあったので翌日以降に使うことに。
翌日...
朝の嫁との会話では、準備できたらメンチカツ、そうじゃなければハンバーグを作っとくから、最後の仕上げ(揚げるor焼く)はよろしく!と頼まれた。
帰宅すると、冷蔵庫には一個ずつラップに包んで焼くだけの状態のハンバーグが。
ここまで用意してくれれば、あとは簡単。
問題なく焼き終わり、いつも作る父特製ソースを作り食卓へ。
以前書いたが、料理上手な嫁。
肉汁ジュワッ!の美味しいハンバーグだった。
パクパク食べる娘たち。
よく食べるな〜、と思っていたら長女が
『お父さんのソースはいつも最高!』
と言い出したと思ったら、次女も
『お母さんのハンバーグは美味しいけど、ソースはお父さんだね!』
と賛同し始めた。
なんだなんだ!?
クリスマスに向けてアピールか!?
と思ったが、気持ちを素直に受け取りありがとう。と伝える
何が違うの?
と聞かれ考えてみた。
嫁は、ソース・ケチャップを混ぜて、酒・みりんを入れる。
正直美味い。
一方私はというと、焼き終わったフライパンに残った肉汁にソース・ケチャップを入れるのみ。
味見して美味いと思うまで材料を入れる。
手間も工夫も何もしていない。
そこで気づいた。
ソース・ケチャップの組み合わせで美味しいと感じるまで混ぜる。
それが娘たちに好評ということは...
自分の舌が子どもなんだ!!
これからも、ハンバーグの時はソース作ってね!と言われ、嬉しいながらも複雑な気持ちになる父でした...
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