自分がわからないときにやること

自分探しをしても自分が見つからないと言う人がたくさんいます。別に探さなくてもあなたはあなたなのでそれほど気にすることではありませんが、実際に生きていく上での楽しみがないとか、やりたいことがないとか、そんなことを言う人が多いです。 

そんな時は何かをするとか、そういうことを考えるのまずやめましょう。大事な事は、あなたの内側に何を求めているかと言うことを探すことです。端的に言えば価値観のようなものです。何について感動したり、何について喜びを得たり、何をしてもらうと 気分が上がるか、などと言うことを探します。

自分の価値観に根ざした行動をしているならば、それは嫌なことでは無いはずです。ですが、食べていくため、お金のために頑張っていこうと言うのは一時的には可能ですが、長期間的には無理が発生します。

嫌なことばかりしていると、本当にやりたいことなんてすぐに忘れてしまいます。子供の頃から環境から抑圧されて、やりたいことをやらせてもらえなかった子供は、周りの人の顔色を伺って怒られないように怒られないようにと行動していきます。つまり、自分のやりたいことなんてやっても来ていないんですね。

そうすると、やりたいことなんてわかりません。楽しいこともわからないでしょう。人間は何らかの経験や知識によって面白そうとか楽しそうと思えば行動しようと思いますが、そうでない場合は、周りから変に思われないかとか義務であるとか、そういった理由で行動しています。それはとても苦しいストレスになります。

そういう生き方をやめようと思うならば、一度自分の価値観について考えてみたら良いと思います。ただ、闇雲に考えてみても答えは出ませんので、サンプルとして7つの習慣を挙げておきましょう。7つの習慣の中では、自分の価値観を見つけることがワークとしてありますので、 それをやってみることをお勧めします。私も何度もそれをやっていて、徐々に変わってきているなぁと思う部分はあります。当然、そこに根ざした仕事の仕方をしていますので、あまり仕事が嫌だと思ったこともありません。

生きていく中で、困難はつきものですが、自分の求める価値観のために行動しているときは、それほど苦痛には思いません。それを解決し前に進んで得られる喜びの方が想像しやすいからです。

もしかしたら、そういう価値観を探すワークをしても、何も見つからないわからないと言う方がいるかもしれません。でもそこで諦めたら何も出てきません。私の知っている人で何度やっても出てこなかったけど、最近出てくるようになったんだよねと言ってくれる人がいます。ワークをしても答えは出ないかもしれませんが、生活の中でそのことを考え続けるようなことがあると、何かの拍子に、「あ、これ楽しい」「あ、これ嬉しい」と思うようです。

感覚的なことなので、人にあれこれ言われても、ぴんとこないと思います。ですが、自分でやっていて、「あっ！」と思えるならば、何かのきっかけになるのではないでしょうか？