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部屋を片付ける

部屋の状態と心の状態は連動しているなんて言うことをよく言われます。 一部の天才を除いては、部屋が散らかっている人は、気持ちの中でも混乱が起こっていることがよくあります。当然ものを探す時間が非常に長くて、効率も悪くなります。

そうすると大体言われるのは部屋を片付けなさいということです。ですが、日本の住宅事情を考えると、多くの人は部屋の大きさよりも多くのものを持っていて、きちんと収納することができません。ですから、ものは溢れかえります。無理矢理押し込めたとしても、ちょっと何かを取り出したときに、 崩壊して雪崩が起こったりします。

片付いていない場合の特徴は、生活導線上にものが置かれている。これはかなり深刻な問題なので、ものを捨てるしかありません。 同じ種類のものが別々の場所に点在しているのも特別意図がない限りは問題です。各セットごとに同じものが入っているのは別に構いません。その方が効率が良いからです。例えばお稽古バックにはハサミが入っていて、段遣いのハサミもリビングに置いてある。こういうものは大丈夫です。ですが、 爪切りがあちこちの箱の中に入っていると言うのは少し問題です。

片付けることの基本的な考えは、箱に合ったサイズの量だけ持つということです。つまり、家の大きさが小さいならば、ものを持たないことが片付くための絶対条件です。サイズに合った量だけ持っているのであれば、きちんと分類し、同じ種類ごとに集めていけば整理整頓と言う形になります。これができていれば、かなり物の位置は固定化されて、探すための時間を多く取られると言う事はほぼなくなるはずです。

それでも、人は生きていますので、日々新しいものがやってきます。箱の大きさが変わらないとしたら、 新しいものを入れるなら古いものを捨てると言うふうに考えることが必要です。例えば本を1冊使うなら1冊古いものを捨てると言うような考え方です。そうすることによって量が維持されるので、部屋の綺麗さが破綻する事は無いでしょう。

とは言え、人間はそんなに杓子定規にものを片付けられるわけではありませんし、維持できるわけでもありません。だからルールを決めましょう。ルールと言うのは定期的に片付けるということだけです。不要なものは捨てていくと言う事ですし、重複するものはなるべく持たない。もう二度と使わないものであれば捨てるか、トランクルームで様子を見ます。そうすることで生活空間で物が溢れかえった状態を起こさないようにすることが重要です。

ここまで来ると、人は気づくと思いますが、 ものがないから気分が変わっているはずです。考えることがシンプルになったり、ものを買うときにこれは必要なのかを考えるようになります。その結果、無駄遣いは減っていくと多くの方が言っています。シンプルにすることによって混乱が減り無駄をしなくなります。

これは新しいものを買わなくても大抵はできるはずなので、チャレンジできる方はぜひこのお盆休み中にやってみてください。

きっと気分が変わります。

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