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被害者意識のクライアント

被害者意識があっても、それを改善しようと思っているクライアントは良いクライアントです。しかし、被害者意識に気づかず、目の前の人を傷つけることが目的になっている人たちもいます。

被害者意識のある人は、過去に何らかの被害に遭っていて、その時の感情がケアされていません。だから、周りの人は自分と同じ目に合わせたり、嫌な思いをさせたりすることが無意識に行われます。本人には悪気は無いので、何とも言えないところですが、改善しないと人間関係は広がらないし、人生うまくいかなくなることが多々あります。

被害者意識のあるクライアントは、目の前の人に対する問題を相談しに行きますが、実は目の前の人はただのダミーのようなもので、本当の怒りや悲しみは過去の経験に起因します。そして、過去の経験がケアされない限り、その感情は続くでしょう。 一般的にはその視点がないために何度も繰り返しています。

被害者意識のあるクライアントに初心者のセラピストが当たると大変な目に合います。一生懸命クライアントを良くしようと奮闘しますが、クライアントが「できない」、「わからない」、「やりたくない」などの否定的なことをよく言います。

被害者意識のあるクライアントの求めているところは、「ほら、あなたでも私を変えられないでしょう」と 自分のひどさを証明するために来ています。だからそれに引っかかってしまうと初心者セラピストは仕事を継続できなくなったりしています。迷惑な話ですが、本人にも自覚がないので、何とも言えません。

どのセラピストに行ってもうまくいかない、 現実もコミュニケーションが上手に取れないなどは、共通点はその被害者意識のあるクライアントだけなので、本人が変えようと思わない限り変わりません。ただ本人は気づいていないので、自分に問題があるとまず自覚することが必要です。表面的に良い人であることも多いので、周りは勘違いしますが 内面は感情の嵐になっています。だから長期的に眺めていると安定しないのはよくわかります。

次から次にトラブルが起こるのも本人の内面のせいです。本人がそういったものをケアして幸せになろうと思うならば、それは可能ですが、本人の努力が非常に必要です。セラピストはあくまでもサポーターでしかないので、全部セラピストに変えてもらおうなんて言う発想を持っているクライアントはダメです。クライアント自身が変わろうとするそれをセラピストがサポートするこの強調関係によって変化が起こります。

もし被害者意識があるのであれば、早いうちに解決したほうがいいです。そうしないと被害者意識のあるまま、パートナーを選びて結婚をし、子供を作るなんて言うことになると、その家庭は幸せに向かいません。 怒りや悲しみがあるのは、誰でもありますが、それをきちんと受け止めケアし、 日常生活を安定したものに変えていく必要があります。そうでなければ幸せには向かいません。自己価値が低い人たちは、自分の生活のひどさをアピールしてきますが、そのアピール要りません。

世界は幸せに向かえばいいだけです。

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