![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97454999/rectangle_large_type_2_4538e1297604535fb0f314cde560322c.jpeg?width=800)
【超短編小説】分(その4)#140字小説
140字小説コンテスト応募作
あなたは私のことが、分からなくなったとぼやいた。あの時、私こそと言い返さなかったのは、まだ愛情の欠片があったからだ。無神経で、自己中で、不器用で、分からず屋で、不仲なあなたと、今だに一緒にいる私。赤い糸というのも烏滸がましい夫婦関係。私の方こそ自己中の分からず屋なのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
140字小説コンテスト応募作
あなたは私のことが、分からなくなったとぼやいた。あの時、私こそと言い返さなかったのは、まだ愛情の欠片があったからだ。無神経で、自己中で、不器用で、分からず屋で、不仲なあなたと、今だに一緒にいる私。赤い糸というのも烏滸がましい夫婦関係。私の方こそ自己中の分からず屋なのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?