【やまのぼエッセイ No.8】お医者さんに謝まれたことがあります!#私だけかもしれないレア体験
三か月ほど前のこと。
某病院で、麻酔を施す精密検査を受けた折のことだ。検査前から、少し痛い検査だとは聞いていなので、それなりに覚悟はしていたものの・・・。
とにかく、痛い!
組織を14箇所も、引きちぎられる検査は、30分前後かかると、聞いていたので、途中で何度か?もう~止めてください!と、お願いしよう!かと思ったほどだ。
ところが、ベッドに横臥状態の左肩を、検査中ずっと押さえて下さった、美人の看護師さんが、微笑みで慰めて下さっていたので、なんとか我慢ができたのだ。
これは、私の根っからのスケベごころが役に立った!実例のひとつだ!
検査後、その担当医から「ちょっと!麻酔の効き具合が浅かったようで、ゴメンナサイ!少し痛い思いをさせた・・・」と謝られた。
私は、予期せぬその担当医の謝罪を聞きながら、過去にもこんなことがあった!と思い出したのだ。
それは、もう~何十年も前のこと。
喉に鯛の骨が刺さって、思い切り喉に指を突っ込もうが、多めのご飯を飲み込もうが、大量の水を飲み干そうが、刺さった骨はビクともしない!まるで、そこが彼の安住の地の如く。
観念して、ある耳鼻咽喉科の門を叩く!
後から落ち着いて考えれば、対応してくれた医師は、初めから自信なさげだった。なんと!鯛の骨へ到達する前に、その器具で喉をグサリ!と、突き刺されてしまったのだ。
間髪を入れず!その医師も謝罪した。
その誠実さは評価できるが、お医者さんに「ゴメンナサイ!」と、言われる身にもなってほしい。返す言葉に困ってしまう!
鯛の骨を抜いてもらった後、突き刺された傷あとは、何日間か疼いていたのを思い出した。
その事件後、その医者のところへ行かなくなったのは、言うに及ばないことだ。
お医者さんは、常に、泰然自若であり、威風堂々としていてほしい。
お医者さんには、ゴメンナサイという、しおらしさは、似合わないし、言語道断なるお言葉だ!
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