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【勝手に人生相談 No.184】物に当たる性格直したい(栃木県・10代男性)

▼ご相談内容▼

幼少期からいら立つと物にあたります。

大学生になっても直せません。

先日もアルバイト先で失敗して何度も怒鳴られ、帰り道にいら立って自分のリュックを蹴飛ばし、ひもを壊しました。

一瞬だけスッキリしますが、後悔します。

このままでは壊す物が多くて、社会人になった時に多額の賠償金を背負うことになるでしょう。

直したいので助言をもらえますか。(栃木県・10代男性)

▼やまのぼ回答▼

あなたは、なぜ?物に当たるのでしょう?

この世で起こる全ての現象や、あなたの全ての振る舞いには、必ず原因があります。その原因を解明しない限り、いつまで経っても、物に当たる性格は改善できません。

まず、原因として考えられるのに、ストレスがあります。

そのストレスをためないようにするのが一番なのですが、案外、ご自分のストレスの本当の源が分からない人が多いようです。

それは、ストレス自体が、とても主観的だからです。

あなたが、ストレスに思うことでも、万人が同じようにストレスに思うとは限らないのです。

とりあえず、ストレスや怒りを、克明にノートに書き留めることです。それ専用の新しいノートを、ご用意いただければどうでしょう?また、いま風に言うのなら、スマホのメモ機能を利用するのもいいでしょう。

万が一、いら立ちが発生して、物に当たりたくなった時に、そのノートを取り出して、その時の心境を、より具体的に綴るのです。日時、場所、怒りの相手、原因などを記すことです。

後日、検証する時に、とても参考になります。過去の自分と対峙することは、未来の自分の糧になります。

例えば、何度説明しても、相手は聞き入れてくれない!とか、こちらの気持ちを考えてもらえない!あるいは、心から議論できる人がいない!など、書き出すことで、かなりの怒りの解消ができると思います。

物に当たる代わりに、そのノートに怒りやストレスを、ぶちまけることです。


▼次回のご相談予告▼
 次回の【勝手に人生相談 No.185】は、茨城県・10代女性のご相談です。
「家事せぬ姉の肩持つ母」を、予定しております。


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