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【勝手に人生相談 No.185】家事せぬ姉の肩を持つ母(茨城県・10代女性)

▼ご相談内容▼

姉は家事を何もしません。

自分が飲んだカップもそのまま。部屋で出たごみ袋も玄関に置いたまま。

母は姉の肩を持ち、私だけに片付けるように言ってきます。

何もしない姉のネールを、母が「きれいやね」とほめているのにぞっとします。

私が家事を負担すると母は安心しますが、納得できません。私のことをねぎらってくれた父はもう亡くなっています。(茨城県・10代女性)

▼やまのぼ回答▼

 まず、あなたが理解すべきことがあります。

 お姉さまとあなたは、まったく別人格の人間であるということです。
たまたま、ご両親が一緒であるということだけなのです。

 あなたに贈る、ピッタリのことわざがあります。

兄弟は他人の始まり

 この意味は、血を分けた兄弟(姉妹)でも、それぞれ成長して、独立すれば疎遠になり、やがて他人同士のようになっていくということです。

 まだ、お若いあなたは、今いる環境が全てのように、感じておられますが、これから長い人生が待ち受けています。人生百年時代なのです。お母様がお姉さまのネールを褒めるのは、一生のほんの一瞬のことなのです。

 つまり、お姉さまと比較したり、嫉妬したりすることなど無意味なことなのです。あなたは、あなたの将来のために、スキルを磨くことです。

 ご自分のために、時間を割くことの方が、有意義な過ごし方です。

 お姉さまが、ごみ袋をどこに放置しようが、部屋がゴミ屋敷になろうが、お姉さまの生き方なのです。あなたには関係はありません。

 誰からか労いの言葉がほしくなったなら、ご自分でご自分のことを、褒めてあげればいいと思います。


▼次回のご相談予告▼
 次回の【勝手に人生相談 No.186】は、新潟県・40代男性のご相談です。「両親がすしをたべない」を、予定しております。

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