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【日記公開】生涯現役は生き方の背骨!

過日のこと。

近くの神社まで散歩がてら、お参りに出かけた。道路はコロナ前の様子とは違い、途切れ途切れ行き交う車。いつもの喧噪さが、懐かしくなるほどだった。いつ元に戻るのか?マスクを整えながら思った。

二礼二拍手一礼して、今日までの健康に感謝。鳥居をくぐると、犬と散歩する人に出くわした。(画像は記事と関係ありません!)

ところが、その犬にはリードはなく、胴体を帯状の布でぶら下げられている状態だった。その犬の四足は、全て地面すれすれで、よく観るとまったく動いていなかった。

飼い主にとって、幼犬のころから可愛がってきたペットなんだろう。

ろくに歩けない老衰状態なのに、散歩に連れ出してきたのだろうが、犬にしてみれば迷惑なことかもしれない。

さらに、その犬を連れている人というのが、80歳前後の老人である。歩き方が、少々不安そうであった。

でも、とても幸せそうな、柔和な面持ちだったので、ぶら下がり状態の犬も、きっと幸せなんだろうと思いを変えた。

人生100年時代!

でも長生きは、けっして幸せなことばかりではない。

その風景を観て、古希過ぎた「やまのぼ」の頭に去来したものは、残された人生の過ごし方だった。

現役で仕事ができる間は、トコトン働き、動けなくなり意識がなくなったら、延命治療はお断りだ!

さっさと逝きたい!

ヨチヨチ歩きで遠ざかって行く、老人と老犬を見送りながら、心に改めて刻み付けた。

「生涯現役」は、<やまのぼ>の生き方の背骨である!


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