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のぼ〜る広報のT-Mobile観戦手記

 皆さんは、アメリカでメジャーリーグの試合を観戦したことはあるでしょうか。
 こんにちは、のぼ〜る広報です。今回は、筆者がシアトル・T-Mobileパークで野球観戦をした時のことを綴ります。日本に住んでいるとなかなか出来ない体験なので、出来る限りのことを伝えられればと思っています。

アクセス

 シアトルのタコマ国際空港からT-Mobileスタジアムまでは、車でおよそ15分ほど。しかし空港からスタジアムまでは電車も出ており、直で向かうことも可能です。
 筆者は別の方面からバスで球場に来ましたが、付近にはサッカースタジアムもあるなど一ヶ所に様々な建物が集約されている雰囲気がありました。

バスからの球場の外観。球場周りの道路も広かったです。
球場のすぐ後ろには線路が走っており、なかなか日本ではみない景色でした。
ちょうど貨物列車が走ってきましたが、日本では考えられないほど長かったです。

球場入り

 今回筆者が入場したのはセンターの入場門から。アメリカのスポーツスタジアムでは持ち込める荷物が少なく、ある程度の大きさの透明なバッグにしか手荷物を入れられないことが多いですが、ここも例外ではなく、筆者もスマホと充電器、ポケットWi-Fiだけ持って球場入りしました。

 筆者が観戦した場所は、一塁側一階の内野席。

 筆者が座っていた座席のあたりは屋根があったので太陽光が届かず、4月の中旬ということもありかなり寒い思いをしたため、席によっては厚手の服を着ていくのがおすすめです。
 ただ見晴らしはとてもよく、日本の球場とは全く違う観客席の構造に興奮しましたね。

プレイボール

 この日はマリナーズとレッズのマッチアップ、スターターはプライス・ミラー選手でした。若くしてMLBデビューを果たした有望株はMLB右腕先発では2位の直球回転数を有しており、相手打線を悉く打ち取っていきました。

 2回に表と裏でいきなりホームランが飛び出し試合は1-1に。乱打戦が始まるかと思いきや、しかしここからは展開が落ち着き始めました。

球場でお買い物、トラブル

 また点が入らないうちに、筆者は買い物をしに球場内を歩き回ることに。ここではキャッシュレス決済しか設けられておらず、クレジットカードなどでしか代金を払うことができません。
 しかし、現金しか持っていない方にも救済措置が。球場内の各地にデビットカードを作る機械があり、現金を投入するとカードが出てくるようになっています。

球場で発行されるカード。「T-MOBILE PARK」と書かれていますね。
球場内のコンコース。平日の昼間ながらかなりのファンがいました。
球場内で買ったホットドッグ。普通に美味しかったです。

 筆者がこの球場で買ったのは、キャップと、J.P.クロフォード選手のユニフォームと、ロゴのキーホルダー。撮りづらかったため写真は用意できませんでしたが、是非皆さんの目で確認していただけたらと思います。
 ちなみにユニフォームは100ドルほど。物価高故に致し方ありませんが、やはり向こうのユニフォームは高いですね。

 そして、それらのグッズを買う時に少しハプニングが。先程作った球場オリジナルのカードですが、この日はシステム上でトラブルがあったらしく、カートを機械に差し込んでもなかなか決済ができず。
 一回の買い物でかなり時間がかかってしまったため、日本から自身のカードなりを持っていくのが無難だと思います。

ゲームセット

 試合は計4本のホームランが飛び出す空中戦となり、5-1で制したのはマリナーズ。ミラー選手は打たれたヒットがホームランだけの1失点ピッチングで勝利投手に。
 そしてチーム全体でも被安打1、失点1のみというとても珍しい試合を見ることができました。

 イニング途中には球場にいるファンをランダムでビジョンに映し出し変顔フィルターにかける面白いイベントもあり、インプレー中でなくても楽しい時間を過ごせました。
 ただ、アメリカの野球のファンのヤジは日本よりもかなり直接的であり、プレー中はブーイングなどで時々騒がしくなることもありましたよ(笑)。

 わずか2時間20分で試合が終わってしまったため、球場を出たのは現地時間で16時前。試合時間は短い上に一番単純に盛り上がれるホームランが連発するなど、初めて野球を観る人にとっては完璧な試合内容だったため、筆者もクラスの友人と共に楽しく観戦することができました。

試合終了後の球場。港が近いからか、上空には無数のカモメが飛んでいました。

まとめ

 今回は、T-Mobileで観戦してきた時の感想などについて綴りました。これを読んで、皆さんはMLBの試合を観戦したくなったでしょうか。
 日本の球場よりも観客席がグラウンドに近く、勾配も小さかったためNPBよりも間近に野球の空気を感じることができると思います。渡米する機会があれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
 最後までお読みいただきありがとうございました。

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