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人生は思い通りに変えられる

「あんな自己中で、頑固なやつ!」

恋人にフラれた同僚が言っていた。
本当に思って言ったのか、
悔しくて、忘れたいがために言ったのか

彼女の話だけを聞いていると
どんなにひどい相手だったのかと
反対に興味が湧く。

だけど、
仮りにも8年も付き合っていたのであれば
そこまでひどい相手ではないことくらい
容易に想像がつく。


誰かから語られる物語は
その人の、その時の視点から語られる
物語であり、
同じ事象に対しても
別の登場人物から語られる物語は
全く違うものとなっているだろう。

『TED Talks 
 自分の物語を変えることで
    人生は変わる  
        ロリ・ゴットリーブ』

彼女はセラピストという立場から、
毎日届く、
たくさんの手紙に綴られた
主人公の思いに偏った物語を編集する。

「恋人に対して
何かしてあげられることは
なかっただろうか?」

「恋人にとって
今、必要なものはなんだろうか?」

「未来のあなたにとって
どうすることが望ましいと思うのか?」

自分から見た状況を語るのではなく、
他の登場人物から見た自分や状況に
焦点をあてる。

人間関係の問題の多くは、
些細なすれ違いから始まる。

しかし人は、
初めから人を拒絶しているわけではなく
人と人との繋がりを求めているのだ。

その時、その人の視点だけではなく、
現在や未来を通して、
より多くの人にとって
よい改善策を見つけられるよう
視野を広げていくべきだ。


またそれと似たように
視野を広げることで運を呼び込むという
「認知的焦点化理論」がある。

表現は違えど、
みんな言いたいことは同じなようだ。

例え運が悪いと思うような出来事に遭遇したとしても、
のちに
あのお陰で自分は成長できたと思えるか
あのせいで自分はこんな目にあっていると思うか、
自分の視野の広さによって、
出来事に対する運の良し悪しの感じ方は
変わってくるのだろう。

『◯◯◯な人ほど運がいい?運を呼び込む「認知的焦点化理論」とは?
            道谷地 悠』


そして、
視点を変えて、
奇跡を起こしたのが、井上裕之さん。

『自分で奇跡を起こす方法
             井上裕之』

井上さんの奥さまは
事故によって、
一時、植物状態となった。
医者からも
「いつ目覚めるかわからない」
と言われた。


それでも井上さんは、奇跡を信じて、
「なんで自分達がこんな目に」
という思いから脱却し、
「妻が目覚めたあと、
周りから見て、素敵な家族になれるように準備をしておこう」
と、視点を変え、
学びと行動を繰り返した。

今、
動けない奥さまだけを見るのではなく、
目を覚ましたあとの未来にも焦点をあて
何が必要か、
何を知っておくべきかと勉強を続けた。

奥さまが目を覚ましてからも、
自分だけの視点に囚われず、
たくさんの人からのアドバイスをもらい
「素敵な家族」になれるよう
奥さまと娘さんの思いを大切にしながら
日々、努力されている。


また、井上さんは
本気になることで奇跡が起こる
とも言っている。

本気で何かに取り組むことで、
周りの誰かを巻き込み、
その本気がまた別の誰かへと繋がり、
本気の連鎖が起きるのだと。


私はここ1年、
自分の周りで起きている出来事に
いい流れがきていると、
根拠のない何かを感じている。

実際に
大きな変化が起きているわけではないが
ただ近い将来、
何かが起きると思えてならないのだ。

この記事をまとめながら、
大きな変化を起こすために
あと一歩足りないとすれば、
本気に取り組んでいないことか思う。

せっかく得られた
偶然の出会いと出来事に感謝しつつ、
与えられたチャンスに
本気で頑張っていこうと思う。

そしていつか、
ここで報告できたらいいなと。


あたが本気で取り組んでいることはなんですか?

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