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母が眠れなくなるのなら、旅行へは行かない

阿寒湖へ一人旅を予定していた。 けれど、私が旅行へ行くと考え始めたら何日も眠れなかったという母の話を聴き、行かないことにした。(千歳空港から釧路駅まで3時間以上あったはずなのにおかしいなぁとじっくり見たら、2時間18分って空港内で待つ時間じゃん)

2月ぐらいから旅行のことを考えていた。目的も行きた場所も転々をしながら、だいぶ決まりかけていた。1人で行ってきたらと言ったのは母だった。そのことに対し、人一倍心配性な母がそんなことを言うだなんて信じられず、半信半疑のままなんとなく旅行の計画を立てていて、場所と費用の計算を終えた辺りで、ようやく旅行の全容を目の当たりにした母は心配性が発動し、熊に遭遇したらどうしようかなど考え始め眠れなくなったようだ。

うん、だと思っていたから眠れなかったと聞いて、やっぱそうだよね、うん行かないよと即答した。本当に行っても良いものか考えていたから、その言葉を少し待っていたように思う。

でも、いざ行かないとわかると行きたい気持ちが増してしまった。Instagram で流れてくる阿寒湖ハッシュタグを見る度に、ここに行くはずだったのになぁと夜な夜な思う。本屋さんに行っても阿寒湖の本を必ず探してしまう。

行かないと決めて良いこともあった。NPOの仕事以外で一つ業務委託の仕事が決まった。旅行後に探そうと悠長なことを思っていたけれど、決まってホッとした。でもまだまだ安定した収入とは言えないから、旅行を止めてよかったのかもしれない。

いつか必ず阿寒湖へ行く。阿寒湖だけでなく、道東を巡りたい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。