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使い道のない兄のiPhone、これからもAppleを使っていく理由

兄のiPhone 6sから母のApple Watchの紐付けを解除し、以前使っていた私のiPhone Xを兄6sのデータを復元し、母Watchを紐付けした。

当初は、私の12 Proに母Watchをファミリーメンバーとして登録し直したいと考えてAppleサポートへ相談をしたら異なるApple IDへのデータ移行は不可とのこと。データ消去の上、新しいWatchとしてペアリングが必要だそうだ。ファミリーメンバーはあくまでiPhoneがない人向けで、母WatchはiPhoneがある人として使い始めたから、言われてみれば無理だなと納得。

母は2018年からApple Watch使用していて、あまり見ないにしても以前のデータを保持していたい。別に言う必要もないのだけれど「あまり見ることはないけれど、ただ私がログ好きでデータを残しておきたい…」とぼそっとつぶやいてしまったりしたから、サポートの人も気遣ってくれてお母様のご状況を把握されていたいんですよね?と言ってくれたりとても優しい。
電話で話している途中に、以前使っていたXに兄6sを移行させればいいのでは?と思い、念の為伺ったら問題ないとのことだった。

変に隠しても話がスムーズに進まなくなるから、母Watchは亡くなった兄6sで兄Apple IDと紐付いている話をした。故人アカウント使っていることに関して何か聞かれるかなと思ったけど一切触れることもなかったし、いずれXもアップデートができなくなるから、これを機にデータを削除してファミリーメンバーのほうがいいのかも、という私の意見に、それもあるけれどXはすぐにアップデートできなくなることはないから、使い続けても大丈夫ですよと、兄IDを使い続けることを肯定してくれる形だった。

Appleサポートに相談するときというのはほとんど特殊ケースで前回は、歩行器を使ってる母Watchは、どれだけ歩いてもほとんど手が動かない状態だから正しく歩数が算出されない。どうにかならないかという質問に対していろいろ調べてくれたけど、手を動かすことでモーションセンサーが作動し歩数として計算されるから難しいということで、いろいろ話し合った結果iPhoneを所持して出かけることで歩数計算をiPhone側に任せる、という結論になった。

今回も、このときも1時間弱も時間を取ってくれて、問題解決に向けてスペシャリストとともに会話することはとても楽しい。ここ数年、ハード的にワクワク感のないiPhone・Apple Watchだけど、でも本番は日々の使用なわけで伴走してくれるサポートの方がいてくれるというのはとても心強い。これからもずっと使っていきたいと思う。

兄が亡くなって5年、もう使い道がなくなってしまったiPhone6sとデータ移行したiPhone X。

兄のiPhone見たとき、なんでアイコンがない状態で壁紙だけになるの?これどうやってるの?不思議に思ったもんだ。1枚目にアイコンを置かず、2枚目をホーム扱いにする手法。なるほど、その発想はなかったと真似したりした。

これからどうしようか、兄6s。


最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。