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できることと、やりたいこと。

昨年の4月から、地元の宮城県美里町で地域おこし協力隊を務めている。1年目は種を蒔き、2年目に芽吹かせ、3年目に花を咲かせる。一般的に最長で3年と言われる任期の中で、自分の活動および事業を進めるイメージである。2年目を過ごしている現状を踏まえても、個人的にしっくりきている考え方だ。

種を蒔いた1年目を経て、地域に知り合いが増えてきた。さまざまなイベントや企画を通して、協力隊として、あるいは僕個人として認識いただいている。そして、この地域で何かしらの自己表現や地域貢献を目指すような、そんな“パワーのある人”とも知り合えている。実際の行動力だけでなく思考力や志も高く、「協力隊の皆さんと何かやりたいです!」と話してくれるわけだ。

その人のスキルや経験、あるいは人脈なんかを掛け合わせれば、地域で何かができるなあと感じている。自分なりに使える場所や話を通すべき機関も理解してきて、「実現」との距離が近づいてきているのだ。とはいえ、そう選択肢は多ければいいのかというのも考えもので、あまり深く考えずにいては、ただ時間を費やしてしまうだけ。もっと言えば、協力隊の期間が満了した後にまで活動を繋げることができない。

すなわち、自分自身のやりたいことを定める必要性を感じている。まあ今に始まった話ではないが、実感としてできることが広がってきたこのタイミングで、改めて強く思うのだ。どこにどのように時間と労力を費やすのか。ある程度自由な選択ができるからこそのむずかしさも感じながら、自分や地域と向き合っていたいと思っている。

いつもいつもありがとうございます〜。