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ふと思いついた、新たな移住促進のかたち。

地域おこし協力隊として、まちの移住・定住の促進活動にも取り組ませてもらっている。現段階の我が宮城県美里町にはハッキリ言ってこれといった施策はなく、全国的な知名度で言えばマイナーを極めている状況だ。きょうは上司と共に、関係人口創出に関する民間サービスのオンライン説明会を受けていた。

移住・定住について、界隈的にもうだいぶフェーズが進んでいる。地域に興味がある人に対して無造作に「移住してください!」と伝える自治体は少なくなり、あの手この手で“関わりしろ”を生み出す地域が増えているのだ。とっくに乗り遅れている美里町のものとしては、これから自分が何をすべきか考えている。そして、きょうの約1時間の説明会を通して、個人的には新たな概念(言葉)が必要だと感じた。

それは、「地域で遊ぶ」や「地域とコミュニケーションする」ということに重きを置いた概念。たとえば、地方で仕事と休暇を両立する「ワーケーション」や、将来的な移住を念頭に置いた「お試し移住」なんかとは、一線を画する考え方である。もはや仕事なんてさておき、地方での暮らしというか遊びに特化すること。あるいは、地方で暮らす人とのコミュニケーションに重きを置くこと。そんな新しめな概念が、今後必要とされてくるのではないかと感じた。“考えた”のではない、“感じた”のである。

そして、この個人的な発想が、美里町の新たな発信のかたちになってくれないかとも考えている。これこそが、新たな移住・定住を促進するかたちになってくれる気がする。幸いなことに、僕はまちから意見を聞いてもらいやすい立場にある。もちろん数字的な実績を求められることを覚悟はしながらも、この壁を突破した先に光が射すのではないかと、割と前向きに考えられているのである。

いつもいつもありがとうございます〜。