見出し画像

食い違うためには。

対話の重要性を感じる日々である。

とあるチームの一員として、とあるプロジェクトを進めている。未来に向けての活動だから、当然ながら不確定なことも少なくない。自分たち個人としても経験のない世界へと進んでおり、どのようにリアリティを帯びていくか、よくもわるくも具体的なイメージはまだ描けていない。

となれば、メンバー同士の対話が欠かせない。プロジェクト自体の進捗に限らず、何をどのように捉えているか、それこそどのようなイメージを思い描いているのか。その感覚や思いを常に共有し、よい意味での「意見の食い違い」を大切にする必要があるだろう。別に対立したり憤慨したりすることはなく、その“ズレ”の矯正や尊重につながり、チームとしてはよいストーリーが紡がれていくのだと思う。

言い換えれば、この食い違いさえ起きないのは、とても不健全である。チームとしても仕事としても、まったくもってよいことがない。つまり自分ひとりだけで、疑問や不満を抱え込んでしまうことだ。次第に「あの人はどう考えているだろう…」「なんであれをやってくれないんだろう…」と他のメンバーの役割が懐疑的に思えてくる。すると、自分自身の仕事やあり方にも揺らぎが生まれる。

そんな関係性を予防するわけじゃないけれど、僕にできることは結局、意見を“食い違える”環境の一端を担うことなのだろう。話を聞いたり、対話できる場をセッティングしたり、いやいやそれ以前にふだんからリラックスして過ごしたり、僕自身が率先して意見を示したり。そもそもメンバーそれぞれの思いを表現できることを願い、粛々と自分のあり方と向き合っていたいと思う。

いつもいつもありがとうございます〜。