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できないことって、最高だ。

「できないことが、できるって、最高だ。」というコピーがある。とあるゲーム機のプロモーションで使われていたもので「現実は難しいことばかりだけれども、ゲームの世界ならばなんだってできる」と、そんなメッセージ性が込められていた。

できないことを認めているからこそ、成しえる表現だと思った。できるためには当然できないことが必要で、それを乗り越える喜びがあるのだと。人間の成長意欲というか、潜在的な変化に対するポジティブな意識にリーチする言葉だったのではないかと思う。

そうだ、きっとできないことがあるということは、ポジティブなのだ。そもそも人はやれないことばかりであるというのに、できない状態にまでいられること。そしてそれは、それを信じられることは、できることにまで繋がっているような気がしてならない。

きょうは、イマイチ“できなさ”を感じられることがあった。ただ、それは自分に向けられた期待の裏返しであり、いわゆる伸び代と呼べる部分なのかもしれない。安全圏を選んで、自らの身を守ることも大切だと思いつつ、できないことも許容できる人間でありたい。きっとそれは、できる自分へと繋がる種のように思えるからである。

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